ELITE TUO

メーカー希望小売価格
¥ 72,600

固定ローラー式には珍しく自動負荷調整機能を搭載し、自然な乗り心地と高い実走感を実現したのがELITEのTUO。スピード・ケイデンスだけでなく、仮想パワーも計測にも対応。静音性も高く、インテリアに馴染むデザインも特徴なローラー台です。

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基本性能

最大負荷
2,050W
パワー精度
± 5%
再現勾配
10%
負荷調整
自動

計測可能データ

スピード
ケイデンス
パワー

通信機能

CSC
CP
FTMS
S&C
PWR
FE-C

通信機能の名称と詳細の解説

Editor's View

Editorが「ELITE TUO」を独自視点でチェック!

ワンポイント

  • 実売5万円前後で買えるエントリー向けスマートトレーナー
  • インテリアに馴染むデザインで、折り畳むと超省スペース

ELITE TUOのメリット

クリックリリースを交換してバイクを取り付けるだけの手軽さ

ELITE TUOはクラシックなタイヤをドライブに擦り付けて負荷を生み出す、ドライブ・オン・ローラータイプの固定ローラー台。

ドライブ・オン・ローラータイプの良いところは、自分のロードバイクのクイックリリースを専用のものに交換して、あとはTUOに固定するだけですぐにライドが楽しめる手軽さです。

専用のクイックリリースはそのまま実走しても問題ないものですので、ローラー台専用のロードバイクを用意しないでも良いのもメリットの一つ。

スマートトレーナーとしての基本はしっかりと抑えてある

Zwiftなどのバーチャルサイクリングをしたい場合に必要なのがスマートトレーナー。ELITE TUOは手頃な価格ですが、スマートトレーナーとしての基本をしっかりと抑えてあります。

負荷周りは、バーチャルサイクリングに必須な自動負荷調整機能を搭載し、最大パワーは2,050Wと十分。

畳んで部屋においておいても違和感の少ないデザイン

ELITE TUOの最大の特徴とも言えるのが、ローラー台とは思えないような家電のようなデザイン。違いがあるのは、ドライブユニットのデザインと、フレームのカラーリングくらいなのですが、不思議と部屋においても違和感のないデザインになっています。

折り畳むことでサイズを小さくできるので、トレーニングをしていない時は、折り畳んで部屋の隅においておいても、インテリアに馴染むのは嬉しいポイントです。

ELITE TUOのデメリット

パワー性能の部分は上位モデルには敵わない

ELITE TUOの最大の弱点はパワー性能です。

まず、パワー精度が±5%と、±1〜2%が多い上位モデルと比較すると精度が弱くなります。5%ほどの違いがあると、Zwiftなどのバーチャルサイクリングアプリでのレースイベントでは、かなりの違いが出てくるところです。

また、仮想空間の中で坂道の実走感を出すのに重要となる「再現勾配」は、最大で10%と上位モデルの半分程度。バーチャルサイクリングアプリでは、勾配20%というコースも頻繁にあるので、リアルさを求めるならやや厳しいでしょう。

この辺りは、バーチャルサイクリングを本格的に楽しむ上でネックになってくる可能性があります。

カーボンロードバイクの場合は注意が必要

ELITE TUOは昔からあるリアエンドを固定するタイプのローラー台なので、カーボンフレームのロードバイクによっては、クラックが入る可能性があります。

ロードバイクメーカーの最新カーボンロードバイクの中には、固定ローラー台でのプレイも保証対象としている場合がありますが、メーカーによってはローラー台でのクラックを保証対象外としているケースもあるので、注意しましょう。

スペック

ドライブタイプホイール・オン
展開サイズ68 x 69 x 41cm
収納サイズ43 × 31.5 × 56cm
重量10.3kg
最大負荷パワー2,050 W
パワー精度± 5%
最大再現勾配10 %
自動負荷自動
Bluetooth CSC
スピード&ケイデンス
Bluetooth CP
パワー
Bluetooth FTMS
フィットネス機器管理
ANT+ S&C
スピード&ケイデンス
ANT+ PWR
パワー
ANT+ FE-C
フィットネス機器管理
対応フレーム
(リアOLD)
130mm(QR)135mm(QR)142mm(TA)148mm(TA)
電源の対応電圧 100-240V

インプレ動画