Wahoo KICKR ROLLR
メーカー希望小売価格
¥ 132,000
Wahoo初となる非ダイレクトドライブ式のスマートトレーナー。バイクを乗せるだけで自動負荷調整トレーニングができるなど、画期的なローラー台に仕上がっています。
基本性能
- 最大負荷
- 1,500W
- パワー精度
- ± 1%
- 再現勾配
- 10%
- 負荷調整
- 自動
計測可能データ
- スピード
- あり
Editor's View
Editorが「Wahoo KICKR ROLLR」を独自視点でチェック!
ワンポイント
- ホイールを外さすすぐにトレーニングが可能
- 自動負荷調整で最大1,500Wの負荷を発生
Wahoo KICKR ROLLRの特徴
Wahoo初の非ダイレクトドライブ式スマートトレーナー
Wahooのスマートトレーナー・KICKRシリーズは、これまではリアエンドを固定するダイレクトドライブ式でした。
今回発表された「KICKR ROLLR」は、後輪をホイール・オン・ドライブ式のローラーで走らせるタイプの非ダイレクトドライブ式。形式的には、フロントを固定するいわゆる「ハイブリッドローラー」になりますが、他社のハイブリッドローラー式ローラー台と違って、フロントフォークを固定するのではなく、フレームに備えられた台でタイヤを固定する、ユニークな方式になっています。
前後輪を外さず、そのままKICKR ROLLRに載せるだけですぐにトレーニングが出来ることから、室内トレーニングだけでなく、ウォーミングアップにも最適です。
一人暮らしで部屋が狭いなど、据え置きのローラー台環境を構築できないユーザーにとって最適なスマートトレーナーです。
独自の機構でフロントを固定
KICKR ROLLRのユニークな点は、フロントホールを挟む形でホールドする機構。この機構により、バイクが横にズレるのを防止するため、3本ローラーのような脱輪する危険性がなくなります。
また、走行感としてはフロントフォークを固定するハイブリッドローラーに近い感覚になるため、固定ローラーよりも実走感が高くなります。
2023年6月のアップデートでバーチャルパワーを搭載。より完璧なトレーナーに。
KICKR ROLLRは、リア側のローラーで最大1,500Wの負荷を生み出すほか、自動負荷調整にも対応していますが、初期リリース時はパワー計測機能がありませんでした。KICKR ROLLR自体が持つパワー精度は、あくまで外部パワーメーターから送信されたパワーデータに基づくものでした。
しかし、2023年6月のファームウェアアップデートでWahooはKICKR ROLLRにバーチャルパワー機能を搭載。これまでは外部パワーメーターがなければ、パワー計測だけでなく自動負荷調整機能も使えませんでしたが、今回のアップデートでKICKR ROLLR本体で計測するバーチャルパワーを利用して、自動負荷調整や勾配再現、ERGモードなどにも対応しています。
ライドデータ | ローラー負荷 | |
---|---|---|
パワーメーターあり | パワー・スピード | 自動負荷調整 |
パワーメーターなし(Vパワー) | パワー・スピード | 自動負荷調整 |
Wahooではバーチャルパワー機能を使って、KICKR ROLLR本体だけでZwiftやWahoo RGTなどのバーチャルサイクリングアプリもプレイ可能としています。
スペック
ドライブタイプ | ホイール・オン |
---|---|
展開サイズ | 165 x 20 x 80cm |
重量 | 22.6kg |
最大負荷パワー | 1,500 W |
パワー精度 | ± 1% |
最大再現勾配 | 10 % |
自動負荷 | 自動 |
Bluetooth CSC スピード&ケイデンス | ◎ |
Bluetooth CP パワー | - |
Bluetooth FTMS フィットネス機器管理 | ◎ |
ANT+ S&C スピード&ケイデンス | ◎ |
ANT+ PWR パワー | - |
ANT+ FE-C フィットネス機器管理 | ◎ |
対応フレーム (リアOLD) | |
電源の対応電圧 | - |