【2025年最新】無料でプレイ可能なバーチャルサイクリングアプリを徹底比較!

実質無料枠が無くなったZwift、完全無料でプレイで存在感が増したMyWhooshなど、バーチャルサイクリングアプリを「無料でプレイが可能」という点で徹底比較。ベストアプリは?

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バーチャルサイクリングアプリと無料区分の比較

2025年現在、バーチャルサイクリングアプリには「課金前に無料枠」があるアプリと「完全無料でもプレイ可能」というアプリに分かれます。

無料でプレイ可能なアプリを比較すると以下のようになります。

アプリ 無料プレイ 無料枠 対応機器
MyWhoosh 完全無料 完全無料 スマートトレーナー、エアロバイク、クラシックローラー
Tacx Training App 一部のデモ機能のみ なし スマートトレーナー、エアロバイク、クラシックローラー
Zwift 廃止 最初の14日間 スマートトレーナー、エアロバイク、クラシックローラー
Wahoo RGT(サービス終了) 一部のルートのみ開放 なし スマートトレーナー、エアロバイク

この表から分かる通り、2025年現在、完全無料でプレイ可能なバーチャルサイクリングアプリは「MyWhooshのみ」ということになります。

完全無料でプレイ可能な「MyWhoosh」

MyWhoosh icon公式HP

MyWhoosh

by My Whoosh Technology Services LLC

完全無料でプレイ可能なバーチャルサイクリングアプリMyWhoosh。無料ながらもサイクリング、ワークアウト、イベントと、大手に負けないくらいの機能を搭載した、これからが期待なアプリです。

バーチャルサイクリングアプリとしては後発になるMyWhooshですが、完全無料という他社を圧倒するプランが特徴です。しかも、「一部機能が無料」ではなく、全ての機能を無料で使うことが可能です。

アプリ内の機能は、フリーライド、ワークアウト、イベントと、バーチャルサイクリングの基本機能はしっかりあります。しかも、無料ということでZwift難民の方やライトユーザーがZwiftから流れてきているようで、ユーザー数は確実に増えています。Zwiftほどではないですがそこそこの賑わいもあります。

最近では機能もZwiftと遜色がないですし、UAEチーム・エミレーツやUCIのeサイクリング選手権のスポンサーという強みを使って、「タディ・ポガチャル選手ライド」などのイベントもあり、注目度はどんどん上がっています。

豊富なワークアウトメニューが楽しい「Tacx Training App」

Tacx Training App icon公式HP

Tacx Training App

by Garmin Ltd

Garminグループの一員となったトレーナーメーカーのTacxの純正トレーニングアプリ。実写映像を使ったバーチャルサイクリングも可能。

実写バーチャルサイクリングに加えて様々なトレーニングが無料で可能

ローラー台などのトレーニング機器を取り扱うTacxの純正トレーニングアプリ「Tacx Training App」は、Tacx以外のローラー台でも無料でプレイが出来る便利なアプリです。

Tacx Training Appではプレイの種類も豊富。

  1. 実写映像を使った「Movie」
  2. Google Mapのルートに合わせた走る「GPS」
  3. パワートレーニングをする「Workout」

と3つの種類のトレーニングがプレイ可能です。

無料プランである「Basic」では、選べるコースが限定されてしまいますが、月に数回程度の室内トレーニングなら十分に楽しめる内容になっています。

パワーメーターなしでもプレイできる手軽さが◎

Tacx Training Appは、スピードセンサーとケイデンスセンサーだけでも、実写バーチャルサイクリングを含めた全てのトレーニングがプレイ可能なので、導入コストが低いというメリットがあります。

「ローラー台は持っているけど、スマートトレーナーを買うほどじゃない」という方は、まずはTacx Training Appを試してみると良いかもしれません。

【無料枠実質終了】バーチャルサイクリングの覇者「Zwift」

Zwift icon公式HP

Zwift

by Zwift Inc

世界最大規模のバーチャルトレーニングアプリ・プラットフォーム・Zwift。ソロライドからグループライド、レースまで、様々な楽しみ方が出来るのが魅力。

無料プランはないが、実は無料プレイが可能だったZwift

Zwiftには無料プランは存在しませんが、かつては毎月リセットされる「無料トライアル」を使えば無料でプレイ可能でした。

Zwiftを無料トライアルで徹底的に楽しむ方法

無料トライアルは本来は「Zwiftはどんなものなのかを知ってもらうためのお試し枠」なので、月間走行可能距離が25kmまでとかなり厳しい制限でしたが、毎月リセットされるので、実質的に無料プレイ枠として利用するユーザーもいました。

しかし、2025年8月1日から「2025年8月1日から、従来の毎月25kmの無料枠を廃止し、新規メンバー向けの14日間の無料体験のみにする」というフリートライアル制度の刷新を行なったため、課金以外では最初の14日間の無料体験しか、Zwiftを利用する方法がありません。

Zwiftがフリートライアル制度を刷新。毎月25km無料制度は廃止

Zwiftが他のアプリよりも優れている点

Zwiftは、参加ユーザー数、イベント数、どの数値を見ても、現在世界最大のバーチャルサイクリング・プラットフォームと呼んでも過言ではないほどの人気・実力ともにNo.1のアプリです。

そのため、値上げしてもユーザーの多くはZwiftについていく形になっていますが、完全無料のMyWhooshもユーザー数が増えてきているため、今後のユーザー動向にも注目です。

【サービス終了】無料でしっかりと楽しみたいなら「Wahoo RGT」

Wahoo RGT (RGT Cycling) icon公式HP

Wahoo RGT (RGT Cycling)

by Wahoo Fitness

無料でプレイ可能なバーチャルトレーニングアプリ・Wahoo RGT(旧RGT Cycling)。課金が当たり前のバーチャルサイクリングアプリ業界の中で、無料プランを用意している。

※ Wahoo RGTは2023年10月でサービスが終了しています。

バーチャルサイクリングアプリでは珍しい「フリーミアムモデル」

Wahoo RGT(旧RGT Cycling)はバーチャルサイクリングアプリでは数少ない、無料プレイを前提としたプランがある「フリーミアムモデル」を採用しています。

もちろん、課金のプレミアムプランと比較してしまうと、無料枠で出来ることは限られていますが、Zwiftと違って「お試し期間」ではなくて、あくまで「無料でもプレイ可能」としているだけあって、無料でも十分にバーチャルサイクリングを楽しめます。

Wahoo RGTのデメリットは装備

Wahoo RGTのデメリットは、パワーメーター、もしくはパワー計測対応ローラー台が必須という点でしょう。

パワーメーターは数万円するパーツなので、誰でも気軽に取り付けができるものではないですし、パワー計測可能なローラー台は基本的にはスマートトレーナーになるので、5万円オーバーがほとんど。

その意味では、「無料プレイは可能だけど、プレイするまでにコストがかかる」のがWahoo RGTのデメリットです。