【2025年最新】無料でプレイ可能なバーチャルサイクリングアプリを徹底比較!
更新日:2025-10-30公開日:2021-11-15
実質無料枠が無くなったZwift、完全無料でプレイで存在感が増したMyWhooshなど、バーチャルサイクリングアプリを「無料でプレイが可能」という点で徹底比較。ベストアプリは?
目次
- バーチャルサイクリングアプリと無料区分の比較
- 完全無料でプレイ可能な「MyWhoosh」
- 豊富なワークアウトメニューが楽しい「Tacx Training App」
- 実写バーチャルサイクリングに加えて様々なトレーニングが無料で可能
- パワーメーターなしでもプレイできる手軽さが◎
- 【無料枠実質終了】バーチャルサイクリングの覇者「Zwift」
- 無料プランはないが、実は無料プレイが可能だったZwift
- Zwiftが他のアプリよりも優れている点
- 【サービス終了】無料でしっかりと楽しみたいなら「Wahoo RGT」
- バーチャルサイクリングアプリでは珍しい「フリーミアムモデル」
- Wahoo RGTのデメリットは装備
バーチャルサイクリングアプリと無料区分の比較
2025年現在、バーチャルサイクリングアプリには「課金前に無料枠」があるアプリと「完全無料でもプレイ可能」というアプリに分かれます。
無料でプレイ可能なアプリを比較すると以下のようになります。
| アプリ | 無料プレイ | 無料枠 | 対応機器 |
|---|---|---|---|
| MyWhoosh | 完全無料 | 完全無料 | スマートトレーナー、エアロバイク、クラシックローラー |
| Tacx Training App | 一部のデモ機能のみ | なし | スマートトレーナー、エアロバイク、クラシックローラー |
| Zwift | 廃止 | 最初の14日間 | スマートトレーナー、エアロバイク、クラシックローラー |
| Wahoo RGT(サービス終了) | 一部のルートのみ開放 | なし | スマートトレーナー、エアロバイク |
この表から分かる通り、2025年現在、完全無料でプレイ可能なバーチャルサイクリングアプリは「MyWhooshのみ」ということになります。
完全無料でプレイ可能な「MyWhoosh」
バーチャルサイクリングアプリとしては後発になるMyWhooshですが、完全無料という他社を圧倒するプランが特徴です。しかも、「一部機能が無料」ではなく、全ての機能を無料で使うことが可能です。
アプリ内の機能は、フリーライド、ワークアウト、イベントと、バーチャルサイクリングの基本機能はしっかりあります。しかも、無料ということでZwift難民の方やライトユーザーがZwiftから流れてきているようで、ユーザー数は確実に増えています。Zwiftほどではないですがそこそこの賑わいもあります。
最近では機能もZwiftと遜色がないですし、UAEチーム・エミレーツやUCIのeサイクリング選手権のスポンサーという強みを使って、「タディ・ポガチャル選手ライド」などのイベントもあり、注目度はどんどん上がっています。
豊富なワークアウトメニューが楽しい「Tacx Training App」
実写バーチャルサイクリングに加えて様々なトレーニングが無料で可能
ローラー台などのトレーニング機器を取り扱うTacxの純正トレーニングアプリ「Tacx Training App」は、Tacx以外のローラー台でも無料でプレイが出来る便利なアプリです。
Tacx Training Appではプレイの種類も豊富。
- 実写映像を使った「Movie」
- Google Mapのルートに合わせた走る「GPS」
- パワートレーニングをする「Workout」
と3つの種類のトレーニングがプレイ可能です。
無料プランである「Basic」では、選べるコースが限定されてしまいますが、月に数回程度の室内トレーニングなら十分に楽しめる内容になっています。
パワーメーターなしでもプレイできる手軽さが◎
Tacx Training Appは、スピードセンサーとケイデンスセンサーだけでも、実写バーチャルサイクリングを含めた全てのトレーニングがプレイ可能なので、導入コストが低いというメリットがあります。
「ローラー台は持っているけど、スマートトレーナーを買うほどじゃない」という方は、まずはTacx Training Appを試してみると良いかもしれません。
【無料枠実質終了】バーチャルサイクリングの覇者「Zwift」
無料プランはないが、実は無料プレイが可能だったZwift
Zwiftには無料プランは存在しませんが、かつては毎月リセットされる「無料トライアル」を使えば無料でプレイ可能でした。
無料トライアルは本来は「Zwiftはどんなものなのかを知ってもらうためのお試し枠」なので、月間走行可能距離が25kmまでとかなり厳しい制限でしたが、毎月リセットされるので、実質的に無料プレイ枠として利用するユーザーもいました。
しかし、2025年8月1日から「2025年8月1日から、従来の毎月25kmの無料枠を廃止し、新規メンバー向けの14日間の無料体験のみにする」というフリートライアル制度の刷新を行なったため、課金以外では最初の14日間の無料体験しか、Zwiftを利用する方法がありません。
Zwiftがフリートライアル制度を刷新。毎月25km無料制度は廃止
Zwiftが他のアプリよりも優れている点
Zwiftは、参加ユーザー数、イベント数、どの数値を見ても、現在世界最大のバーチャルサイクリング・プラットフォームと呼んでも過言ではないほどの人気・実力ともにNo.1のアプリです。
そのため、値上げしてもユーザーの多くはZwiftについていく形になっていますが、完全無料のMyWhooshもユーザー数が増えてきているため、今後のユーザー動向にも注目です。
【サービス終了】無料でしっかりと楽しみたいなら「Wahoo RGT」
by Wahoo Fitness
無料でプレイ可能なバーチャルトレーニングアプリ・Wahoo RGT(旧RGT Cycling)。課金が当たり前のバーチャルサイクリングアプリ業界の中で、無料プランを用意している。
※ Wahoo RGTは2023年10月でサービスが終了しています。
バーチャルサイクリングアプリでは珍しい「フリーミアムモデル」
Wahoo RGT(旧RGT Cycling)はバーチャルサイクリングアプリでは数少ない、無料プレイを前提としたプランがある「フリーミアムモデル」を採用しています。
もちろん、課金のプレミアムプランと比較してしまうと、無料枠で出来ることは限られていますが、Zwiftと違って「お試し期間」ではなくて、あくまで「無料でもプレイ可能」としているだけあって、無料でも十分にバーチャルサイクリングを楽しめます。
Wahoo RGTのデメリットは装備
Wahoo RGTのデメリットは、パワーメーター、もしくはパワー計測対応ローラー台が必須という点でしょう。
パワーメーターは数万円するパーツなので、誰でも気軽に取り付けができるものではないですし、パワー計測可能なローラー台は基本的にはスマートトレーナーになるので、5万円オーバーがほとんど。
その意味では、「無料プレイは可能だけど、プレイするまでにコストがかかる」のがWahoo RGTのデメリットです。