静粛性でNo.1を誇るのがアメリカの自転車関連メーカー・SARISが手がけるスマートトレーナーのフラッグシップモデル、H3。

静粛性をうたう他社のスマートトレーナーでも、速度を上げると騒音が大きくなるのが通常ですが、SARIS H3は時速32㎞で59dbと高い静粛性を誇ります。

精度、最大パワー、最大再現勾配、どれをとっても他社のスマートトレーナーと同等のパワー性能を持っているため、とにかく静音を求めるZwiftユーザーに取ってベストチョイスなスマートトレーナーです。

初期バージョンこそ「爆音スマートトレーナー」だったWahoo KICKRですが、そんな過去は忘れ去ってしまうほど静音化を果たしているのが最新のKICKR。SARIS H3と比較するとややうるさいですが、低速〜中速域まで比較的高い静粛性を誇ります。

また、KICKR CLIMBなどの周辺機器と組み合わせることで、視覚だけでなく体感でも坂道などを再現できるのもメリットの一つ。

デメリットとしてはやはり価格。ホビーユーザーが手を出すには少々高く、最近値上げもされてしまったため、より手を出しづらくなってしまいました。

なお、Wahoo KICKRは発売された時期によって静音モデルか爆音モデルかが異なるので、購入する際は注意しましょう。静音スマートトレーナーを求めるなら、v4(2018年モデル)以降がオススメです。

Wahoo KICKRのモデル・バージョンを見分ける方法

イタリアの老舗ローラー台メーカー・ELITEのフラッグシップモデル・DIRETO XR。スマートトレーナーとして最大クラスのパワー性能を誇りつつ、旧モデルよりも静粛性をアップさせて、静音スマートトレーナーに進化しました。

DIRETO XRはフラッグシップモデルでありながら、他社のスマートトレーナーよりかは手頃な価格が魅力。また、新品を購入するとZwiftの1ヶ月分無料クーポンコードがもらえるので、Zwiftユーザーに最適なスマートトレーナーと言えます。

他社の追随を許さない、圧倒的なコスパでスマートトレーナー業界に旋風を巻き起こしているのが、台湾AcerグループのXplova。他社のスマートトレーナーよりも30%ほど安い価格でありながら、高い静粛性を誇ります。このパワー性能、静粛性で実売で10万円を切るのは驚異的でしょう。

とにかくコスパが良い静音スマートトレーナーでZwiftをプレイするのであれば、Xplova NOZA Sがベストチョイスです。