ローラー台トレーニングではオーバートレーニングに注意しよう

ローラーのトレーニングではオーバートレーニングにならないように注意しながらトレーニングすることが大事です。

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ローラー台トレーニングではオーバートレーニングに注意しよう thumbnail

オーバートレーニングとは?

一般的に疲労が回復しない状態でトレーニングすることを「オーバートレーニング」と言います。

厚労省のe-ヘルスネットによると、オーバートレーニングが慢性化すると「オーバートレーニング症候群(慢性疲労症候群)」と呼ばれる状態になり、トレーニングの質が下がるだけでなく、日常生活にも支障が出るケースもあるそうです。

競技成績の低下だけでなく、疲れやすくなる・全身の倦怠感や睡眠障害・食欲不振・体重の減少・集中力の欠如・安静時の心拍数や血圧の上昇・運動後に安静時の血圧に戻る時間が遅くなるなどの症状がみられます。

オーバートレーニング症候群 | e-ヘルスネット

ロードバイクのトレーニングをしていると、あまり疲労について気にしないことが多いですが、オーバートレーニングとは怖いものなのです。

ロードバイクトレーニングがオーバートレーニングになりやすい訳

自転車は、乗り物の中でももっともエネルギー効率が良い乗り物とされているため、疲労が溜まっていたとしても普通に乗ることが出来てしまいます。

また、ロードバイクのトレーニングは、基本的には長い走行距離と高めの強度を目標にすることが多く、まとまった時間が必要です。

まとまった時間を自転車に割けるプロレーサーと違って、ホビーレーサーの場合、目標の走行距離を達成するために、仕事や学校で溜まった疲労を残したままで、週末などの短時間で走行距離を稼ごうとするので、オーバートレーニングになりがちです。

オーバートレーニングにならないために

休息日を設定しよう

家にローラー台があると、サクッとトレーニングが出来るためどうしてもオーバートレーニングになりがちです。

オーバートレーニングにならないためにも、休息日を取るようにしましょう。ロードバイクのトレーニングが習慣なっている方は、1週間の内、休息日を決めておくと良いでしょう。

プロレーサーの場合は、ロードバイクでも自転車に乗るようですが、ホビーレーサーの場合は、しっかりと身体を休める日にした方が良いでしょう。

トレーニングプランをしっかりと練ろう

なんとなくトレーニングをするのでなく、しっかりとトレーニングプランを決めると、負荷に合わせて休息日を設定しやすくなります。実走する日とローラー台に乗る日を予め分けておくとベストです。

トレーニングプランは、アプリで組むのも良いですし、会社や学校がある方は、1週間の予定に合わせて、負荷を調整すると良いでしょう。その際、しっかりとトレーニングの負荷を計測するのが大事です。最低でも走行距離を、出来れば心拍数モニターなどで身体の負荷状態を管理するのがベストです。


ローラー台のトレーニングでのオーバートレーニングについて見てきました。

オーバートレーニングの状態では、それ以上トレーニングを続けてもパフォーマンスは上がらないので、適切に休息日を取りつつ、トレーニングを効率よくするようにしましょう。