Zwiftでエベレスティングに挑戦する方法
更新日:2023-01-25公開日:2022-08-09
一回のライドでエベレストの標高と同じ8,848mを獲得するチャレンジ「エベレスティング」をZwiftで挑戦する方法をまとめました。
エベレスティングとは?
エベレスティング(エベレストチャレンジ)とは、ラン、もしくは自転車で地球最高峰であるエベレストの標高8,848mを一度のライドで獲得するチャレンジです。
エベレスティングという俗称があるわけではなく、しっかりとエベレスティングを認定するHells 500というグループが存在します。
日本に身近なところでは、日本の自転車ロードレースチーム「チームUkyo」に所属するネイサン・アール選手が、男子エベレスティングの3位の記録保持者です(2022年8月現在)。
エベレスティング認定を受けると何が良い?
なぜZwiftでエベレスティングに挑戦するのかというと、「トレーニングのモチベーションのため」という方が多いでしょう。
ただ、チャレンジに成功すると、エベレスティング認定者として、エベレスティングのサイトに名前や記録が載るというのと、エベレスティング認定マークが入ったジャージなどのアイテムを購入できるようになります。
なぜZwiftでエベレスティングが人気なのか
エベレスティングは、バーチャルサイクリングが普及する前は、実走のログを基に認定をしていました。そのため、長い峠がある場所で、車などの交通に注意しながらチャレンジする必要があり、誰でも手軽に挑戦できるものとは言えませんでした。
しかし、Zwiftはローラー台とデバイスがあれば誰でも気軽に挑戦でき、しかも自室でチャレンジができるので落車や交通事故の危険性もありません。
もちろん、限界を求めるチャレンジなので怪我のリスクはありますが、いつでも挑戦して、だめなら好きな時にやめられるというのもZwiftエベレスティングのメリットで、その意味では「エベレスティングの参入障壁が下がった」のが人気の理由でしょう。
Zwiftでエベレスティングをする方法
エベレスティングの中でも、仮想空間であるZwiftで行うエベレスティングは「vEVERESTING(仮想エベレスティング)」というカテゴリになっていて、その中のルールに従ってチャレンジを行い、ライドデータが認定されればエベレスティング成功者と認定されます。
ルールとしては、
- Stravaにライドログを記録すること
- Zwiftでライドが記録されていること
- 一度のライドで完走すること(途中でトイレや食事で止まるのはOK)
- 同じ峠の区間を登って・降りてを繰り返すこと
というルールがあります。バーチャル(ローラー台)でエベレスティングを行う場合は、Zwiftのみが認定対象となるので注意しましょう。
Zwift独自のルールとしては、
- パワーアップアイテムが使える
- 下り坂で自転車から降りても良い
- ERGモードは使用不可
という追加ルールがあります。
エベレスティングに最適なZwiftコース・ルートの選び方
エベレスティングは「同じルートを繰り返す」という必須条件があるので、コース・ルートの選び方も非常に大事です。
Zwiftは日によってライドが出来るワールドが異なりますが、Watopiaは毎日ライドが出来るので、Watopiaのヒルクライムコースを選ぶのがベストでしょう。
また、エベレスティングは同じルートを降る必要があるので、長距離のコースを選ぶと下りで時間を浪費してしまいます。平坦区域が長いと、これも時間と体力を消費するので注意しましょう。
なるべく勾配があって、距離が短いコースを何回も登るというのがZwiftエベレスティングには大事です。
Watopiaのコースならば、ヒルクライムで定番の「Road to Sky(19.9km/1144mアップ)」が良いでしょう。Road to Skyなら8回登ればエベレスティング成功です。なお、Road to Skyをロックルート(レベルごとに使えるようになる)で、アンロックにレベル12が必要です。
Zwiftエベレスティングを認定してもらう方法
Zwiftに限らず、エベレスティングの認定は公式サイトのフォームから申請をします。
申請をするにはeveresting.comの会員登録と、Stravaアカウントとのリンク付が必要です。
アカウント作成とStravaアカウントとのリンクができたら、対象のライドを指定してフォームを送信すればOK。
フォームから申請を送ると、運営チームが手動でデータを精査して、認定を判断します。認定は1週間以内としています。
無事エベレスティングが認定されると、メールで連絡があり、エベレストの限定キットにアクセスできるようになります。