Zwiftで低いパワーが出る場合の対処方法

Zwiftワールドでの走行データとして重要なのがパワーです。Zwiftでライドをしていると、パワーが低く表示されているような気がすることがあります。今回は、そうしたパワーが小さく出てしまう時の対処方法をまとめました。

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スマートトレーナーを使っている場合

Zwiftのパワーソースとして、スマートトレーナーを使っている場合は、まずスマートトレーナーのスペックをチェックしましょう。

スマートトレーナーのパワー計測機能は、上位モデルでは誤差が±1〜2%ほどがほとんどですが、エントリーモデルだと5%ほどになることもあります。

スペック上のパワー誤差範囲内であれば対処することができないので、パワー誤差の少ない上位モデルへ買い替えをするか、別途パワーメーターを使うことになります。

もし、スペック上の誤差範囲以上にパワーが表示されるパワーが小さいと感じたら、スピンダウン(キャリブレーション)を行ってみましょう。スピンダウンは機種によってやり方が異なりますが、多くはメーカーの公式アプリで行うことが出来ます。

それでもパワー表示がおかしいと思ったら、Zwift以外のアプリやサイコンなどでも数値をチェックしてみましょう。数値がおかしい場合は、メーカーに問い合わせをしてみるのがベストです。

パワーメーターを使っている場合

Zwiftのパワーソースとしてパワーメーターを使っている場合は、スマートトレーナーであろうが3本ローラーであろうが、バイクに接続したパワーメーターがパワー値を検知するので、本来は正しい数値が出るはずです。

この場合は、まずアプリ側の問題なのか、パワーメーター側の問題かを判断します。

サイコンなどのZwiftと接続しているデバイスとは別のデバイスでパワーをリアルタイム計測しつつ、Zwiftでの表示を確認します。

基本的にはパワーは同じ数字が表示されるはずですが、Zwift画面のパワーの方が大幅に小さく表示される場合はZwift側の不具合の可能性があります。サイコンとZwiftの表示が同じであれば、問題ありません。(同期タイミングで多少の誤差はあります)

スピードセンサー(zPower)を使っている場合

スマートトレーナーやパワーメーターを使わず、スピードセンサーでZwiftをプレイしている場合は、zPowerという仮想パワーを使っているため、かなりの誤差が出ます。

コースや使っているローラー台にもよりますが、10〜15%くらいの誤差は当たり前で、概ねパワーが小さく出ます。

15%というとあまり大きく感じませんが、200WでペダリングをしていたらZwift上は170Wと表示されるということですから、30Wも誤差があることになります。