RGT CyclingのScreen Appとは?

RGT Cyclingでバーチャルライド環境を揃える時には、二つのアプリ、二つの端末を用意する必要があります。そのうちの一つ「Screen App」について解説します。

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※本記事は旧バージョンのRGT Cyclingに関する記事になります。現在の最新バージョンではMobile AppとScreen Appが統合されています。

RGT Cyclingをプレイするには2つのアプリが必要

App Storeからダウンロードできるのは「Mobile App」と呼ばれる管理アプリ

iOSのApp StoreやAndroidのGoogle Playストアで「RGT Cycling」と検索して出てくるアプリは、「Mobile App」と呼ばれる管理アプリです。このアプリだけではRGT Cyclingをプレイできません。Zwiftで言えばコンパニオンアプリに近いアプリです。

RGT Cyclingの「Mobile App」は、ライダーを探したり、ライドするコースを選択するのに使いますが、アプリ内でコースを選んでライドをしようとすると「Screen Appを開いてください」という表示が出てきます。

実際のプレイ画面は「Screen App」に表示する

今回の話題である「Screen App」は、RGT Cyclingのプレイ画面を表示するアプリで、別のアプリになっています。Zwiftで言えば本体アプリに相当します。ただし、Zwiftと違って、「Screen App」は表示するだけなので、コースの選択などは出来ません。

Zwiftであれば本体アプリだけでプレイすることも可能ですが、RGT Cyclingの場合は、「Mobile App」と「Screen App」の両方が必須です。

Screen Appがインストールできる端末は限られている

RGT CyclingのScreen Appがインストールできるのは、

  1. iPad
  2. Apple TV
  3. Android

の3つで、iPhoneには対応していません。(Mobile Appは対応しています)

ZwiftならiPhone単体でプレイすることも可能ですが、RGT CyclingではZwiftのようにiPhoneのみでプレイすることは現状できない仕様になっています。

RGT CyclingはZwiftと比べてプレイするためのデジタル機器のハードルがやや高めと言えるかもしれません。

Mobile AppとScreen Appは別のプラットフォームでも動作する

例えば、Mobile AppをiPhoneにインストールして、Screen AppをAndroidタブレットにする、もしくはMobile AppをAndroidにインストールして、Screen AppをApple TVにインストールするということもできます。

今ではスマホは誰でも持っているので、Screen Appをインストールする環境さえあれば、自由度は高くなります。

Windows、macOSのアプリは両方を備える

WindowsやmacOSでRGT Cyclingをプレイする場合、Windows版やmacOS版のアプリをインストールします。これらのアプリはScreen AppとMobile Appが一つになったアプリなので、別々にインストールする必要がありません。

そのため、WindowsとmacOS版にはScreen Appが用意されていません。