Zwift Click v2がリリース。使い方やv1、Zwift Playとの違いを解説

Zwiftのプレイを快適にしてくれる、Zwift Clickのニューバージョン、v2が2025年9月9日にリリースされました。ボタン割り当てや新しい使い方、既存のZwift Click v1、Zwift Playとの違いを解説します。

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Zwift Click v2のスペックとv1との違い

まずはv2がv1とどう変わったかをスペックで比較してみましょう。

項目 Zwift Click v2 Zwift Click v1
ボタン数 5 x 2ボタン 2ボタン
ボタンの割り当て変更 -
電源 CR2032 x 2 CR2032 x 1
対応アプリ Zwift Zwift

大きな変化は4つで、

  1. 左右二つのデバイスになった
  2. 1つ当たり5個のボタン、合計10個のボタンになった
  3. ボタン割り当てができるようになった
  4. コントローラーの向きをカスタマイズできるようになった

という点です。

初代Zwift Click v1は、シフトアップ・ダウンの二つのボタンのみでしたが、ボタンが5 x 2 = 10個に。Zwift Playのボタン部分とシフトスイッチ部分だけを抜き出したようなデバイスであるとイメージするとわかりやすいでしょう。

ボタンが増えたことにより、操作できる内容が大幅に増え、ほぼPCやタブレットの操作なしにZwiftをプレイできるようになっています。さらにボタンにアクションを割り当てることができるようになったことで、自分のよく使うコマンドに素早くアクセスできるようにカスタマイズ可能です。コントローラーのカスタマイズは、Zwiftコンパニオンアプリからも設定可能です。

最後に大きいのがコントローラーの向きを変えられるようになった点。Zwift Clickはユーザーのトレーニングスタイルによって、設置する場所が異なるため、当然押したいスイッチの場所も変わってきます。

Zwift Click v2では、90度ごとにコントローラーの向きを変更できるので、ブラケットポジション、上ハンドル、TTバー上と、どんなスタイルでも、好みの、押しやすい場所に設置が可能になっています。

Zwift Click v2のボタンの割り当て

矢印パッドコントローラー

矢印パッドのコントローラーは主にステアリング系の操作が割り当てられています。

ボタン デフォルト割り当て
上(長押し) アクションバーを開く
下(長押し) Uターン
左ステアリング
右ステアリング
- シフトダウン

これまで、ステアリングはZwift Playか、ステアリング機能付きのライザーが必須だったため、手軽にステアリングができるのはレースをプレイするユーザーにとっては嬉しい機能追加でしょう。

カラーボタン・コントローラー

続いて、もう片方のカラーボタンのコントローラーのキー割り当てです。

ボタン デフォルト割り当て
Y パワーアップアイテムを使用
A 選択
B 戻る
Z(長押し) Ride Onボム
+ シフトアップ

主にメニュー系の割り当てがされています。

なお、これらのキーは、初回使用時に、ゲーム内でオンボーディングチュートリアルが表示され、ナビゲーションキー、選択キー、戻るキー、シフトアップ/ダウンキー、そしてステアリング操作方法の案内がされます。

Zwift Click v2の購入方法

Zwift Click v2は現状では単体販売されておらず、WahooやEliteなどのローラー台の「Zwift Cog and Click」エディションを購入するのが唯一の方法です。

また、前世代のモデルであるZwift Click v1、Zwift Playコントローラーは終売するとのことです。