Zwiftがサブスクリプション料金を値上げ
更新日:公開日:2024-05-08
Zwiftは2024年5月7日から、月額料金、年額料金の値上げを実施しました。新料金は月額2,400円、年額24,000円。値上げは2017年以来となります。
Zwiftの月額料金は月額1,500円から2,400円に
Zwiftの新料金は2024年5月7日からすでにスタートしていて、新しいサブスクリプション料金は、以下の通りです。
プラン | 新価格 | 旧価格 | 値上げ幅 |
---|---|---|---|
月額払い | 2,400円 | 1,650円 | 750円 |
年額払い | 24,000円 | 16,500円 | 7,500円 |
料金的には1.45倍と大幅なアップ。ただ、2017年の価格改訂時も同じく1.5倍ほどになっているため、値上げ幅としては同じくらいです。
今回のZwiftの値上げは、日本だけでなく全世界のZwiftユーザーが対象で、アメリカや欧州でも大幅な値上げになっています。
海外ユーザーは概ね5ドル程度の値上げで値上げ幅としては33%ほど。日本向け料金の方が値上げ幅が大きいですが、これは現状に合わせた為替レートに設定しているためと思われます。
旧価格は1ドル100円相当で日本料金が設定されていましたが、今回の値上げで1ドル120円相当まで調整が入っています。
Zwift新料金の適用時期
Zwiftの新料金については、
- 新規課金ユーザー向けはすでに新料金がスタート
- 既存課金ユーザーの値上げは2024年6月6日以降の更新タイミング
となっているため、既存課金ユーザーの方で影響があるのは2024年6月6日以降の課金更新タイミングとなります。
2017年以来となる大幅値上げ
Zwiftは2014年クローズドベータとしてスタートし、その後2015年に正式サービスとして開始。この時点では月額9.99ドルでした。
その後、2017年11月に初めての値上げを実施し、月額14.99ドル(日本での価格は1,650円)に。2017年以降日本円の円安が進んでも料金は変更されていなかったため、日本ユーザーはお得な状態が続いていましたが、先ほど指摘した通り、今回の価格改定で為替調整が入っています。
バーチャルサイクリング業界では「Zwiftの一強状態」が続いており、Wahoo RGTが撤退するなど競合サービスの苦戦も見受けられますが、ここ数年でMyWooshなど無料でプレイ可能な新しいサービスも出てきており、今回のZwiftの値上げがバーチャルサイクリング業界にどのような影響を与えるか、注目ポイントとなりそうです。