Zwiftレースの魅力とトレーニング効果

Zwiftの醍醐味のひとつであり、トレーニング効果が高いことで人気なのが「レース」。Zwiftレースの魅力とトレーニング効果について詳しく解説します。

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Zwiftレースの魅力

Zwiftレースの魅力は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

24時間いつでも自宅からレースに参加できる

Zwiftでは、24時間、1時間に数本単位で常にレースが開催されています。レースは基本的にはエントリーだけすれば誰でも自宅から本格的なロードレースに参加ができます。

リアルなレースイベントの場合は、機材の制限や移動の制限、時間の制限などがありますが、Zwiftならアプリと月額費用、ローラー台だけあれば参加ができるため、レース参加のハードルが非常に低いのがメリットです。

自分の実力に合わせて競うことができる

Zwiftのレースは、基本的にはPWR(FTPを体重で割った数値)でカテゴリー分けがされているため、自分の脚力に近いサイクリストとレースを行うことができます。

そのため、レースで上位を取るとなると「常に自分の限界ギリギリの力を出す」ことになるため、自分の本当に力を試すことができます。

また、レース結果は順位やタイムなどとして記録が残るため、自分の実力を客観的に把握することができ、今後のトレーニングの目標設定に役立ちます。

レースでしか味わえない緊張感・爽快感がある

Zwiftレースは、似た脚力のサイクリストが集まって競うため毎回白熱した展開になることが多く、レースでしか味わえない緊張感があります。また、レース後にはレースならではの爽快感もあります。

これらは、単純に数値だけを求める従来のローラー台トレーニングでは中々得られないものです。

Zwiftレースのトレーニング効果

FTPの向上

Zwiftレースは、30分から1時間ほどで完走するフォーマットになっていることが多く、その間常に高出力を出すことが求められるため、自然と高負荷トレーニングを行うことができます。

継続的にレースに参加することで、ある程度の短期間でFTPの向上も期待できます。実際に、2ヶ月ほど週2回のレースに参加しただけで、FTPが10%以上向上したというサイクリストもいます。

レースの経験値アップ

Zwiftレースは、風の影響や集団の動きなどリアルのレースとは違う点も多くありますが、レース全体の流れや自分のペース配分など「レースでしか培えない」レーススキルを身につけることができます。

特に「辛くても集団に乗っていく方が楽」という体験は、レースでしか味わえないため、良い経験になります。

「継続したくなる」ためモチベーションが維持できる

トレーニングにおいては、モチベーションの維持は非常に重要な要素です。

ローラー台トレーニングは、数値だけを求めるケースが多く、モチベーションの維持が難しいですが、Zwiftレースは誰かと競うことで楽しみながらトレーニングができ、しかも自分の順位やFTPの向上など具体的な数値で成果がわかるため、ただのローダー台トレーニングよりも圧倒的に「継続したい」と思えます。

Zwiftレースに参加する際のポイント

自分のレベルに合ったカテゴリーを選ぼう

Zwiftにはエントリーユーザーからプロレベルのユーザーまでさまざまなユーザーがいますが、自分の力に合わせることができるようにカテゴリー分けがされているため、自身のPWRに合わせたカテゴリーでレースに参加しましょう。

実力より下のカテゴリーではトレーニングになりませんし、実力より上のカテゴリーだと簡単に集団から離されてしまって「ただのソロライド」になってしまいます。

Zwiftレースの良さは、力の近いサイクリストとギリギリの戦いができることですので、自分の脚力に近いユーザーと競い合って、脚力向上をさせましょう。

なるべく継続して参加しよう

Zwiftレース自体が楽しいものですが、ローラー台トレーニングとして考える場合、やはり継続性は非常に重要です。

どれくらいのペースでレースに参加するかは個人の目標設定にもよりますが、週2〜3回ほど、30分以上のレースに参加することで、FTPの向上や心肺能力の向上が期待できます。