Zwift内のバイク・カスタマイズはどんな効果がある?
更新日:2023-01-25公開日:2022-01-12
Zwift内ではガレージという設定で、自分がライドするバイクをカスタマイズ可能です。Zwiftでバイクをカスタムするとどんな効果があるのか、どうやったらカスタムできるのかをまとめました。
Zwiftでのバイクカスタマイズは二つ
Zwift内では、ライド画面のメニューボタンからガレージアイコンをタップすることで、バイクやウェアなどの見た目のカスタマイズができます。
そのうち、バイクに関するカスタマイズがフレームとホイールです。
フレーム
バイクの顔とも言えるのがフレーム。Zwiftではロード、MTB、TTの3つのタイプのフレームがあり、初期段階では「Zwift」という名称のフレームがそれぞれのタイプごとに付与されます。
デフォルトのフレーム以外にも、GIANTやCanyonなどの実在する著名メーカーのフレームがラインアップされています。
ホイール
自転車のパーツの中でも特に走りへの影響が大きいと言われるのがホイール。こちらもフレーム同様初期段階ではZwiftと呼ばれる32mmハイトのカーボンホイールが付与されています。
こちらフレーム同様、シマノやMavic、カンパニョーロなどの実在するメーカーのホイールがラインアップされています。
フレーム・ホイールをカスタマイズして得られる効果
エアロ効果
主に平坦コースでメリットが出てくるのがエアロ効果。自転車の空力性能を高めることで、抵抗を減らして走りを軽くすることが出来るのはZwiftでも同じです。エアロ効果が高いのはTTタイプのフレームになります。
ただし、Zwift内でのエアロ効果は「軽くなる」ではなく「同じワットでよりスピードが出る」という効果なので、実車の感覚とは少し異なります。
ただし、効果としてはゲームバランスを崩すほどではなく、数%程度の違いになっているようです。
軽量効果
こちらも実際のバイクと同様、バイクを軽量化することで走りに影響が出ます。エアロ効果と同様、実車とは異なり、ペダリングが軽くなるのではなく、同じワット数時のスピードがアップします。
リアルワールドでは軽量化は坂道ほど重要と言われますが、Zwift内では平坦でもある程度軽量化の効果があると言われています。
Zwift内では、リアルとは逆で軽量化よりTTフレームのようなエアロ効果が高いフレームを選んだ方が速く走れるというデータもあるため効果は一概には言えません。
エアロ効果と同様、効果としては数%程度の違いになっているようです。
Zwift内でのフレーム・ホイールの入手方法
Zwiftでフレームを手に入れる方法は二つで、
- Zwift内の仮想通貨である「ドロップ(Dropx)」を使って購入する
- レベルアップボーナスでもらう
です。
著名メーカーのフレームは、レベルアップボーナスとして付与されることが多く、なるべく長距離を走ってレベル上げをするのが、より良いフレームを手に入れる最短コースになります。
ただ、レベルアップボーナスでもらえるフレームは決められているので、自分の好きなフレーム・ホイールにカスタマイズするなら、地道にドロップを稼ぐことになります。
フレーム・ホイールはボーナス感覚で楽しもう
Zwiftでレースを行っていると、ライバルよりも「数%でも高いワットを出したい」「1秒でも速く走りたい」という気持ちが出てきますが、Zwiftはあくまでトレーニングアプリですので、トレーニングで補うのが前提です。
Zwift内のフレームやホイールが、レベルごとのボーナスになっているのも、あまり稼ぐことが出来ない「ドロップ」という仮想通貨でしか買えないのも、効果があまり高くないことも、アイテムでレースなどの差が出にくくするために調整しているためでしょう。
そもそも、Zwiftはパワーメーターやスマートトレーナーの精度次第でパワーも変わってくるアプリですし、速度はPWR(パワー・ワット・レシオ)で算出されるので、体重を誤魔化せば数値も変わってきます。
そうしたちょっとした差でピリピリするよりも、しっかりとトレーニングをして実力をつけて楽しむ、フレームやホイールは「効果よりも見た目のカスタマイズを楽しむ」、というのがオススメです。