Zwift内のバイク・カスタマイズはどんな効果がある?

Zwift内ではガレージという設定で、自分がライドするバイクをカスタマイズ可能です。Zwiftでバイクをカスタムするとどんな効果があるのか、どうやったらカスタムできるのかをまとめました。

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Zwiftでのバイクカスタマイズは二つ

Zwift内では、ライド画面のメニューボタンからガレージアイコンをタップすることで、バイクやウェアなどの見た目のカスタマイズができます。

そのうち、バイクに関するカスタマイズがフレームとホイールです。

フレーム

Zwiftガレージのフレーム選択画面

バイクの顔とも言えるのがフレーム。Zwiftではロード、MTB、TTの3つのタイプのフレームがあり、初期段階では「Zwift」という名称のフレームがそれぞれのタイプごとに付与されます。

デフォルトのフレーム以外にも、GIANTやCanyonなどの実在する著名メーカーのフレームがラインアップされています。

ホイール

Zwiftガレージのホイール選択画面

自転車のパーツの中でも特に走りへの影響が大きいと言われるのがホイール。こちらもフレーム同様初期段階ではZwiftと呼ばれる32mmハイトのカーボンホイールが付与されています。

こちらフレーム同様、シマノやMavic、カンパニョーロなどの実在するメーカーのホイールがラインアップされています。

フレーム・ホイールをカスタマイズして得られる効果

エアロ効果

主に平坦コースでメリットが出てくるのがエアロ効果。自転車の空力性能を高めることで、抵抗を減らして走りを軽くすることが出来るのはZwiftでも同じです。エアロ効果が高いのはTTタイプのフレームになります。

ただし、Zwift内でのエアロ効果は「軽くなる」ではなく「同じワットでよりスピードが出る」という効果なので、実車の感覚とは少し異なります。

ただし、効果としてはゲームバランスを崩すほどではなく、数%程度の違いになっているようです。

軽量効果

こちらも実際のバイクと同様、バイクを軽量化することで走りに影響が出ます。エアロ効果と同様、実車とは異なり、ペダリングが軽くなるのではなく、同じワット数時のスピードがアップします。

リアルワールドでは軽量化は坂道ほど重要と言われますが、Zwift内では平坦でもある程度軽量化の効果があると言われています。

Zwift内では、リアルとは逆で軽量化よりTTフレームのようなエアロ効果が高いフレームを選んだ方が速く走れるというデータもあるため効果は一概には言えません。

エアロ効果と同様、効果としては数%程度の違いになっているようです。

Zwift内でのフレーム・ホイールの入手方法

Zwiftでフレームを手に入れる方法は二つで、

  1. Zwift内の仮想通貨である「ドロップ(Dropx)」を使って購入する
  2. レベルアップボーナスでもらう

です。

著名メーカーのフレームは、レベルアップボーナスとして付与されることが多く、なるべく長距離を走ってレベル上げをするのが、より良いフレームを手に入れる最短コースになります。

ただ、レベルアップボーナスでもらえるフレームは決められているので、自分の好きなフレーム・ホイールにカスタマイズするなら、地道にドロップを稼ぐことになります。

フレーム・ホイールはボーナス感覚で楽しもう

Zwiftでレースを行っていると、ライバルよりも「数%でも高いワットを出したい」「1秒でも速く走りたい」という気持ちが出てきますが、Zwiftはあくまでトレーニングアプリですので、トレーニングで補うのが前提です。

Zwift内のフレームやホイールが、レベルごとのボーナスになっているのも、あまり稼ぐことが出来ない「ドロップ」という仮想通貨でしか買えないのも、効果があまり高くないことも、アイテムでレースなどの差が出にくくするために調整しているためでしょう。

そもそも、Zwiftはパワーメーターやスマートトレーナーの精度次第でパワーも変わってくるアプリですし、速度はPWR(パワー・ワット・レシオ)で算出されるので、体重を誤魔化せば数値も変わってきます。

そうしたちょっとした差でピリピリするよりも、しっかりとトレーニングをして実力をつけて楽しむ、フレームやホイールは「効果よりも見た目のカスタマイズを楽しむ」、というのがオススメです。