バーチャルサイクリングにステアリングを追加するWahoo KICKER STEERが発売

Wahooは、同社のバーチャルサイクリングアプリ「Wahoo RGT」で使用可能なステアリングアクセサリ「KICKER STEER」を発売しました。価格は15,000円。

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スマホと合わせて簡単にステアリングを追加

Wahoo KICKER STEERは、iPhoneやAndroidなどのスマホを乗せる台のようなアクセサリで、左右の指で押し込むとKICKER STEERが傾き、加速度センサーで傾きを検知したスマホアプリがステリングを動かすという仕組み。

本体とハンドルは、付属のマウントを使ってサイコンなどと同じように取り付けをするため、ハンドル形状が特殊な場合は取り付けが出来ません。

これまでステアリングが出来なかったローラー台でも使える

従来のステアリングアクセサリは、バイクのタイヤを固定するマグライザーにステリング機能を追加するか、高価な勾配を再現するユニットを使うのが通常でしたが、ハンドルで指で押すだけでステアリングが出来るようになるため、フロントフォークを固定するようなハイブリッドローラー台や3本ローラーでもステアリングが使うことが出来ます。

価格はやや高め

KICKER STEERは日本での価格は15,000円。記事執筆時点(2023年2月9日)で、Wahoo公式サイトでは期間限定で半額の7,500円で販売中です。Wahoo Xの年間ライセンスとのバンドルセットは30,000円で発売されています。

15,000円という価格を安いと見るか高いと見るかは人それぞれですが、現状ではWahoo RGTでしか使えないと考えるとやや割高なイメージです。

現状はWahoo RGTのみに対応

Wahoo KICKER STEERは、現状ではスマホのRGT Remote Appにのみ対応。人気のZwiftなどの他社アプリには対応していません。

Wahoo Xのサブスクをしているユーザーなら購入する価値はありそうですが、Wahoo KICKRトレーナーをZwiftなどの別のトレーニングアプリで使用している方が購入するのは、やや微妙な印象です。