家族や友人とZwift環境を共有する際の注意点

Zwiftは、一つのPCやタブレットで複数のアカウントを共有できます。今回は、家族や友人とZwift環境を共有する際の注意点をまとめました。

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Zwiftアプリでは一つの端末で複数のアカウントを使える

Zwiftは一つの端末・アプリで複数のアカウントの切り替えができます。追加方法は簡単で、「ユーザーを変更」のボタンをタップして、それぞれのアカウントでログインするだけです。

Zwiftのスタート画面ではユーザー切り替えが可能

その端末で一度ログインすれば、Zwiftの起動画面で複数のアカウントがリストされるようになるので、自分のアカウント名をタップしてプレイをスタートさせましょう。

Zwift環境を共有する際の注意点

アカウントの切り替えを忘れると他人のアカウントにライドデータが記録される

Zwiftで別のアカウントのままプレイしてしまうと、XPやバイクの設定が違うだけでなく、Stravaなどにデータ同期をしていると、家族や友人のデータのフィードに自分のデータが入ってきてしまいます。

一度記録されたデータはZwift内では移動できないので、注意しましょう。

Zwiftのアプリでは、ライドが終わったら一回ログイン画面に戻る仕様になっているので、走行を止めて終了にするのではなく、きちんとライドを終了させてからおしまいにするクセをつけましょう。

必ずアカウント選択画面に戻るので、毎回アプリでライドを終了させれば、切り替えを忘れることはありません。

ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーだと変速が一緒

意外と見落としがちなのが、ローラー台を共有する際の問題点です。

3本ローラーやホイール・オン。ドライブ式の固定ローラーなら問題ありませんが、ダイレクトドライブのトレーナーを共有する場合は、トレーナーにスプロケットが取り付けられているので、同じスプロケットを使うことになります。

スマートトレーナーの主流であるダイレクトドライブ式はスプロケットがトレーナーに取り付けられている

スプロケットが同じということは、

  1. ドライブトレインのキャパシティが同一である
  2. ドライブトレインの変速数が同じである

という二つの条件が揃っていないと、Zwift環境を共有できないことを覚えておきましょう。

もし、家族や友人とダイレクトドライブ式のトレーナーを共有するのであれば、ドライブトレインの環境を同じにするか、都度スプロケットを交換することになります。

同時にプレイはできない

当たり前ですが、Zwiftのプレイ環境(PCやローラー台)を共有するということは、同時にプレイはできません。

Zwiftのグループライドやレースは、Zwiftの楽しみの一つなので、家族や友人と同時にZwiftをしたい(一緒のレースやグループライドに参加するなど)場合は、それぞれZwift環境を用意する必要があることを覚えておきましょう。

その場合は、当たり前ですが、

  1. PC・スマホなどZwiftアプリを起動させる端末
  2. ローラー台
  3. センサー類
  4. 2台分のトレーニングスペース

が必要になります。コスト的にはなかなかハードルが高くなります。