Zwiftにスマートトレーナーが接続できない・認識しない場合の対処方法

対応する機器が多く、接続トラブルが少ないZwiftですが、スマートトレーナーが接続できない・認識しないケースもあります。今回は、そうした場合の対処方法をまとめました。

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PC・スマホ側の対処方法

Zwiftでスマートトレーナーが接続できない・認識しないトラブルの原因は、アプリを動作させるデバイス側にあることが多くなります。

まずは、PC・スマホがスマートトレーナーの接続に対応しているかをチェックしましょう。

Bluetoothのバージョンが低い

スマートトレーナーとデバイスの接続方法がBluetoothであれば、PC・スマホ側のBluetoothの機器バージョンがBluetooth Low Energy(LE)に対応する4.0以上になっているかをチェックしましょう。

最近のスマホはほとんどがBluetooth LEに対応していますが、古いPCにはBluetoothのバージョンが3.0のモデルが意外とあります。

例えば、使っているBluetooth・USBドングルが古い場合もありますし、Windows 7はOS側がBluetooth LEに非対応です。

OS側が最新のBuetooth 5.0に対応している場合は、Buetooth 5.0に対応したUSBアダプターを購入して使うようにしましょう。

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エレコム LBT-UAN05C1 Bluetooth USBアダプター

ANT+に対応していない・接続にアプリが必要

スマートトレーナーとANT+で接続するのであれば、Zwiftがアプリ単体でANT+スマートトレーナーとして認識できるのか、別の専用アプリで一度デバイスと接続する必要があるのかをチェックしましょう。多くの場合、メーカーのマニュアルに記載があります。

なお、ANT+でしかデータを送信できないスマートトレーナーをANT+に対応しないスマホ(例えばiPhoneなど)には接続できません。

別途、iOS用のドングルを買うか、USBのANT+ドングルを買ってPCで使うようにしましょう。

スマートトレーナー側の対処方法

スマートトレーナーのアップデートはないか?

メーカーにもよりますが、スマートトレーナーはアップデートによってバグ修正をしたり、接続の安定性を高めたりしています。

ファームウェアのバージョンによって接続が安定しないということもあるので、最新版になっているかをチェックしましょう。

スマートトレーナーに異常を知らせる表示がされていないか?

スマートトレーナーには、BluetoothもしくはANT+での接続状況を示すLEDランプが搭載されていることがほとんどなので、まずはマニュアルを見てLEDランプのシグナルがどういった意味なのかを確認しましょう。

シグナル自体に問題がなかった場合は、スマートトレーナー側には問題がない可能性が高いので、一旦スマートトレーナーの電源を落として、再起動をしてみましょう。

他のデバイスとペアリングされていないか?

Zwiftがスマートトレーナーと接続できないケースとして意外と多いのが、「すでに他のデバイスとペアリングをしてしまっている」ケース。

特に、Bluetoothは1:1でペアする前提なので、別のデバイスとペアしていると接続ができません。

デバイスを使っていなかったとしても、他のPCやスマホでZwiftアプリが立ち上がっていると、自動でスマートトレーナーを接続してしまうため接続ができなくなります。

他のデバイスのアプリを落とすかペアリングを解除して、もう一度トライしてみましょう。

それでもダメだったらメーカーに問い合わせよう

ここまでやってみて、それでもスマートトレーナーが接続できない場合は、故障の可能性があるので、スマートトレーナーのメーカーに問い合わせをしましょう。