Wahooの新しいサブスクサービス「Wahoo X」とは何か?

Wahooの新しいサブスクサービス「Wahoo X」の仕組みや料金プラン、コスパが良いのかを検証しました。

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Wahoo SYSTEMとWahoo RGTの両方がセットになった新しいサービス

Wahoo Xは、WahooがRGT Cyclingを買収したタイミングで発表された新しいサブスクサービスです。

Wahooはトレーニングアプリでは「Wahoo SYSTEM」というサービスを展開していました。Wahoo SYSTEMはインドアサイクリングというよりかは、インドアトレーニングに特化したアプリです。

Wahoo Xにも実写映像に合わせてトレーニングをする機能はありますが、基本的にはトレーニングプランのパワー・ケイデンスに合わせてトレーニングする純粋なトレーニングアプリです。

そこに、Zwiftライクなバーチャルサイクリングアプリ・RGT CyclingがWahoo傘下になったことで、トレーニングもバーチャルサイクリングも楽しめる二つのサービスがWahooに揃ったことになります。

本来ならそれぞれで月額課金が必要なところですが、Wahooは両方を一つのサブスクで楽しめるサービスをスタート。それが「Wahoo X」というわけです。

Wahoo Xの仕組み

Wahoo RGT、Wahoo SYSTEMのどちらのアプリを使っていたとしても、Wahoo Xという一つのサブスクで管理されます。

ですので、どちらのアプリを使っていたとしても、サブスクの登録先は「アプリの有料プラン」ではなく、「Wahoo X」となり、Wahoo IDにWahoo Xのサブスクが登録されていれば、一つの課金で両方の有料プランが楽しめます。

Wahoo Xの料金

Wahoo Xの料金は、月額の場合は14.99ドル、年額払いの場合は129ドルで、年額払いの場合は50ドル安く、毎月11ドルほどで利用が可能になります。

サブスク登録はWahoo IDに紐づく形で行われるため、Wahooの公式サイトから、もしくはアプリのアプリ内課金で行います。

Wahoo Xはコスパが良い?

Wahoo SYSTEMは月額課金が14.99ドル、無料プランがあるWahoo RGTは旧プレミアムプランは9.99ドルだったため、Wahoo SYSTEMにとってはWahoo RGTが無料でついてくる、Wahoo RGTユーザーにとっては、5ドル高くなったけど、Wahoo SYSTEMが安くプレイできるということになります。

課金のメリットとしては、Wahoo SYSTEMの方がメリットが大きく、月額9.99ドルでプレイしていた旧RGT Cyclingの課金ユーザーとしては、実質値上げになってしまっています。

なお、Wahoo X登場前にWahoo SYSTEMとRGT Cyclingの両方にサブスク登録をしている方は、両方から課金されないように一度サブスクを解除する必要があるそうです。