Zwiftのカテゴリーとは?どうやって確認する?

Zwiftには「カテゴリー」というものがあります。カテゴリとは何か、自分はどのカテゴリなのかをチェックする方法をまとめました。

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Zwiftのカテゴリはイベントで使われるグループ

Zwiftの人気機能の一つがレースやグループライドを楽しめる「イベント」機能。

世界中のユーザーが参加するイベントですが、ユーザーそれぞれの走力はバラバラですので、速い人と遅い人が一緒に走るとグループライドになりませんし、レースでは圧倒的な差がついてしまって勝負になりません。

こうした問題点を解決するのがカテゴリで、大体同じくらいのレベルのユーザー同士をグルーピングすることで、快適にライドができるようにしています。

ZwiftのカテゴリはイベントごとにPWRで分けられる

Zwiftのカテゴリは、イベントごとに異なりますが、概ね、

  • A: 4.0〜5.0 W/KG
  • B: 3.2〜3.9 W/KG
  • C: 2.5〜3.1 W/KG
  • D: 1.0〜2.4 W/KG

となっています。女性向けや、初心者のために「Eカテゴリ」を設定するレースもありますし、イベントによっては、全てのカテゴリで1.0〜5.0 W/KGとしている場合もあります。

感覚的には、

  • A: 上級者
  • B: 中級者
  • C: 脱初心者
  • D: 初心者

というイメージでしょうか。

どのカテゴリに入るかは「ユーザーの申告制」

Zwiftのカテゴリは一種のランキング制度ですが、「あなたのPWRはxxだから、ランクは○です」とZwiftが決めるのではなく、どこのカテゴリに参加するかあくまで「ユーザー申告」となっています。ある程度の自由を認めている形です。

そのため、自分のライクよりも高いレースにチャレンジしたり、本来よりも下のカテゴリのグループライドでみんなとまったり走ったりといった、自由な楽しみ方が出来ます。

一方で、この自由さを悪用するユーザーもいます。例えば、Cランクのなどのやや弱いカテゴリのレースに、Bカテゴリ以上にランクされるべきユーザーが参加してレースを荒らすという問題も発生しています。

こうした行為を防ぐために、Zwiftでは一部のレースにおいて、カテゴリを強制を機能を導入しています。

どのカテゴリで参加すべき?

実際にZwiftのレースやグループライドといったイベントに参加しようとすると、どのカテゴリで参加すべきかを悩みます。

指標はPWRなので、実際に「FTP(1時間維持できる最大パワー) / 体重」で自分のPWRを出してみましょう。

感覚的には、PWRに近い「一つ下」のカテゴリに申し込むと、ライドを楽しめます。

実際にどんなライドになるかは、ペースパートナーを利用してみよう

Zwiftには「ペースパートナー」と呼ばれる、仮想空間をライドしているコンピューターユーザーがいます。

A〜Dのカテゴリレベルについては、Zwiftのペースパートナーのランクと概ね一致していますので、フリーライドでペースパートナーと一緒に走ってみれば、自分はどのカテゴリが良いのかがわかります。

深く考えずに気軽に参加してみよう

数あるバーチャルサイクリングアプリの中でも、Zwiftは圧倒的にユーザー数が多く、イベントの数も豊富です。毎日たくさんのイベントが開催されているので、悩んでしまうよりもとにかく参加してみるのがベスト。

もしペースが速すぎてついていけなかったら、途中で止めてしまっても良いのですから、気軽にいろんなイベントに参加してみて、肌感覚で自分に合うカテゴリやイベントを探してみましょう。