Zwiftイベントの「カテゴリー強制」とは?

2022年10月のアップデートで追加されたZwiftイベントの「カテゴリー強制」機能。どんな機能なのか、イベントに参加する際のこれまでとの違いとは?

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「カテゴリー強制」はイベント荒らしを防ぐ機能

Zwiftのイベントには、走力に合わせてA〜Eの最大5つのカテゴリが用意されます。

@lcZwiftのカテゴリーとは?どうやって確認する?

各カテゴリは、PWR(FTPを体重で割った数値)で基準が設けられていて、

  • A: 4.0〜5.0 W/KG
  • B: 3.2〜3.9 W/KG
  • C: 2.5〜3.1 W/KG
  • D: 1.0〜2.4 W/KG
  • E: 1.0〜5.0 W/KG

となっています。

ただし、このカテゴリーは自己申告で好きなカテゴリに参加ができるため、上位を取るために敢えて下のカテゴリーに参加する「イベント荒らし」がZwiftユーザー内での不満の一つでした。

カテゴリー強制は、直近のZwift内での平均PWRを算出して、自分のPWRよりも下のカテゴリーのイベントには参加できないようにする機能です。これにより、イベント荒らしをかなり防ぐことが出来ます。

「カテゴリー強制」はイベント次第

では、全てのZwiftイベントでカテゴリー強制があるのかというとそういうわけではありません。カテゴリー強制はイベント主催者の設定次第で決まるので、イベントによってはカテゴリー強制がないイベントもあります。

ただ、カテゴリー強制をするイベントは増えてきているため、本格的なレースイベントなどではカテゴリー強制が設定されることが多くなるでしょう。

逆にグループライドなどの気軽なイベントでは、カテゴリー強制は使われないまま、緩い制限で楽しまれるのではないでしょうか。

カテゴリー強制はイベント参加にどう影響する?

イベントに参加するユーザーから見た違いは、「下のカテゴリに参加できない」ということだけです。

例えば、PWRが2.4〜2.6くらいの方は、楽に気軽に走りたい時はDカテゴリーに参加したいと思うことがありますが、Zwift側で直近の平均PWRが2.6であると判定すると、Dカテゴリーには参加することが出来ません。

「下のカテゴリーでゆったりと楽しみたい」というユーザーには辛いところですが、Zwiftはイベントが毎日100本近く開催されているので、緩く走りたい時だけカテゴリー強制がないイベントに参加すれば良いでしょう。

つまり、Zwiftイベントのカテゴリー強制は、「ユーザー側である程度は融通が効く仕組み」であると言えます。