ZwiftのライドデータをAppleの「ヘルスケア」と連携する方法
公開日:2022-05-12
iPhoneなどで健康管理ができるAppleの「ヘルスケアアプリ」。Zwiftのライドデータも連携させて、運動データとして保存することが可能です
Zwiftアプリをインストールするとヘルスケアに登録される
Zwiftアプリをインストールすると、基本的にはAppleのヘルスケアアプリにワークアウトアプリとして自動で登録されます。
Zwiftがヘルスケアアプリに送信するのはライドデータで、ライドデータを元に、
- 消費カロリー
- ワークアウト
- 自転車の走行距離
- ラン・ウォークの距離
- 心拍数
を書き込みます。つまり、実走と同じデータが収集できます。
Zwiftのライドデータが「ヘルスケア」に出てこない場合
ヘルスケアの書き込み権限がオフになっている
特別設定を変えなければ、全てのデータへのアクセスをZwiftに与えているはずですが、何かの手違いで設定が変わっている可能性はあります。
ZwiftへAppleヘルスケアアプリへの権限が与えられているかは、「ヘルスケアアプリ > プロフィール(ユーザーアイコン) > App > Zwift」から確認できますのでチェックしましょう。
iOS以外の端末でライドした
Appleのヘルスケアアプリへのライドデータの書き込みは、iOS版Zwiftからしか行えません。そのため、macOS版やWindows版、Android版のZwiftで行ったライドは、Appleのヘルスケアアプリにライドデータとして記録されません。
もしiOS以外のZwiftでプレイする場合は、Apple Watchなどで実際の心拍数データを計測して、直接ヘルスケアアプリに送信するようにしましょう。
違うApple IDの端末でライドした
これもよくあるパターンです。
Zwiftは一つのアプリで複数アカウントを切り替えてプレイが可能です。
しかし、Zwiftアプリ内ではIDが切り替わっていても、iOS端末上のApple IDはiOSデバイス1台につき、1つのIDしかリンクができないため、Apple IDに紐づくAppleヘルスケアアプリではIDの切り替えがされません。
例えば、家族でZwiftをプレイするiPhoneを共有していて、そのiPhoneに紐づくApple IDが自分である場合、そのiPhoneで行ったワークアウトのデータは、他の家族のApple IDのヘルスケアには送信されません。