トレーニングログをStravaで一元管理するメリットとデメリット

普段の実走ログだけでなく、ローラー台トレーニングのログも管理できるStrava。今回は、そんなStravaでライドログを一元管理するメリットとデメリットをまとめました。

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Stravaで一元管理するメリット

ほとんどのサイコン/アプリのデータを管理できる

ロードバイクに乗っている人は、いろんなメーカーのサイコンを使ったり、室内トレーニングではバーチャルサイクリングアプリでローラー台トレーニングをしたりと、いろんな環境で走行することがあります。

その都度、計測するアプリや機器が変わってしまうのが普通ですが、大手メーカーのアプリ(サイコン、スマートトレーナー連携アプリ)や定番のバーチャルサイクリングアプリは、Stravaとの連携機能がついていることがほとんどです。

そのため、どんなデバイスで走行データを記録していたとしても、Stravaにアップロードしておけば走行データをまとめることが出来ます。

走行ログの継続性を高めることができる

Stravaで一括管理する最大のメリットは走行ログの継続性です。

ローラー台、実走など、走行環境が変わっても全てのログがStravaに集約されているので、ログデータの継続性を高めることが可能です。

データが継続的に記録されることで、例えば「3年前はどれくらいのパワーを出せていたのか?」といったデータを確認するのが簡単になります。

ロードバイクなどのスポーツバイクを楽しむようになると「どれくらい速く走れるようになったか、どれくらい遠くまで行けるようになったか」と言うのはモチベーションとして重要なので、データで成長を実感できる走行ログも大事です。

Stravaで一元管理するデメリット

詳細な分析が有料になってしまう

Stravaは基本無料で使えるサービスですが、ライドログの詳細な分析やライブセグメントなど、多くの機能が有料会員向けに移行してきています。

Strava独自の機能は仕方がないですが、ライドログ分析などは他のアプリでは無料で提供されていることも多く、敢えてStravaの有料課金をするメリットはあまりありません。その意味では、Stravaで一元管理すると、Stravaの有料課金が余計な出費になってしまうこともあります。

同じSNSでも、FacebookやTwitterなどは収入源を広告としていますが、Stravaは現状では課金モデルを続けていくようですので、決して安くはないStravaの月額費用(800円、年契約で実質月額500円)をどう捉えるかということになりそうです。

Strava依存度が上がる

一元管理をしようとしたら仕方ないことですが、Stravaへの依存度が上がってしまいます。

Stravaの無料機能が課金になったり、課金の月額料金が上がったりした時に、依存度が高いほどStrava以外のサービスへの移行が手間になってしまいます。

その意味ではStrava一元管理はデメリットと言えますが、これはStravaに限ったことではありません。