ローラー台専用バイクの調整・整備の仕方

ローラー台スペースを据え置にする場合、ローラー台専用バイクの調整・整備をどのようにしたら良いのかをまとめました。

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整備は整備台で行なうのが基本

3本ローラーの場合は、当然ローラー台から降ろして整備を行うことになりますが、固定ローラーの場合、ローラー台専用バイクはローラー台に取り付けたままでも簡単な整備は出来ます。

ただし、ローラー台に取り付けたまま整備するとローラー台の故障につながることもあるので、整備台で整備するのが基本です。

ダイレクトドライブ式は特に注意

ダイレクトドライブ式のローラー台は、ドライブ部分が非常に繊細です。オイルが混入してしまったり、誤ってパーツクリーナーを吹きかけてしまったりすると、ドライブのグリスアップが不十分になって、不調になったり、最悪故障することもあります。

ダイレクトドライブ式のローラー台に専用のバイクを取り付けると、対応するホイールやスプロケットも別途用意する手間・コストがかかりますが、高額なローラー台を壊すよりかは安価ですので、きちんとローラー台バイクの整備用のホイール・スプロケットを一式用意しておきましょう。

クラシック固定ローラー台はそのまま整備することも可能だが・・・

クラシックタイプの固定ローラー台は、負荷ユニットをタイヤから離してしまえば、ホイールが空転するため、簡易整備台としても使えます。

ただ、固定ローラーの場合、エンドの両側にローラー台のフレームがあるので、リアディレイラー周りの整備はやりやすい環境とは言えません。最悪パーツやフレームを傷つけてしまうこともあり得ます。

ブレーキやハンドル、サドルの調整くらいは問題ないですが、変速周りの調整はローラー台から降ろして行うようにしましょう。

メンテナンススタンドは一台持っておくと便利

ローラー台に専用のバイクを設置するユーザーの方は、多くが自分である程度のバイクの整備をする人でしょう。

自分で整備をするのであれば、安くても良いのでメンテナンススタンドを一台持っておくと便利です。