なぜローラー台があると何がいいの?メリットまとめ

ローラー台トレーニングをしていない人からすると「ロードバイクで外を走れるのに、なぜわざわざ室内で走るの?」と疑問に思うかもしれません。今回は、ローラー台があるとどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

編集ノート:ROOM ROADERSでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

なぜローラー台があると何がいいの?メリットまとめ thumbnail

安全にトレーニングができる

夜間のトレーニングは事故リスクが高まる

仕事や学校がある方は、平日にトレーニングをしようと思うと、どうしても夜や早朝に行うことになります。夜のトレーニングとなると心配なのが交通事故です。

夜は街灯がないサイクリングロードを走るのは現実的ではないため、公道を走ることになりますが、ロードバイクは夜の公道では視認性が落ちて接触事故を起こす可能性が高くなります。公道で夜トレーニングをしていて「後続の自動車に轢かれそうになった・・・」なって経験をした方も多いでしょう。

以前はロードバイクが自動車に巻き込まれる事故が多かったですが、最近では自転車同士や、ロードバイクが歩行者を巻き込む事故も増えています。

ローラー台であれば、自宅でトレーニングをするので交通事故に遭うリスクは0です。肉離れなどの筋肉的な怪我の可能性はありますが、しっかり調整すればロードバイクトレーニングによる危険は限りなく0に近いと言えます。

時間の制約から解放される

ローラー台トレーニングならスケジュールを気にしないでトレーニングできる

実走するとなると、外出するための準備が必要になります。また、一度外に走りに行ってしまうと、どうしても帰宅する必要があったり、交通事情で連続して走れなかったりするため「50km走りたい」「30分だけ全力で走りたい」などの調整が難しくなってしまいます。

しかし、ローラー台なら気が向いた時にサッと好きなようにライドができます。タブレットなどで動画を見ながら巡航速度で長時間走ったり、Zwiftなどのバーチャルサイクリングアプリを使って、隙間時間で密度の高い強化トレーニングを行うことが出来ます。

ローラー台には信号がないので速度はずっと維持できますし、一度に長時間を取れないなら「20分 x 3セット」にトレーニングを分けるなど、時間をうまく使うことで、実走するよりもトレーニングの密度を高めることもできます。

天気に左右されずにトレーニングできる

雨天のトレーニングはウェアの選択や、バイクの洗浄など手間が多い

ロードバイクは基本的には全天候型の乗り物ですが、それでも雨や雪の日は視界も悪く、スリップなどで落車のリスクが高まります。

また、冬の日の早朝などの気温が極端に低い日、真夏の日中の炎天下など、極端な気温の日は外でのライドは億劫になってしまいます。

しかし、ローラー台ならそうした天候の心配はありません。いつでもどんな天気でも、自分の部屋という安定した空間で、いつものようにトレーニングができます。

その分「変わり映えがしない」というデメリットもありますが、バーチャルサイクリングアプリやトレーニングアプリを活用することで、室内トレーニングも楽しめる環境が整ってきています。

バーチャルサイクリング・レースができる

実走とは別の楽しみがあるのがバーチャルサイクリング・レース

仮想空間や世界中の実写コースを天候に関係なくライドやトレーニング、レースができることで近年人気が出ているのがバーチャルサイクリングアプリ。

ZwiftWahoo RGT(旧RGT Cycling)などのバーチャルサイクリングアプリは、どれもスマートローラーを含めたローラー台の利用が必須です。

スマートトレーナーは10万円クラスのものがほとんどなので中々手が出しにくいですが、固定ローラーとスピードセンサー・ケイデンスセンサーだけでもプレイできるアプリもあるので、ローラー台を持っておくとトレーニングの幅が広がります。