【最安1万円以下】スマートトレーナーやパワーメーターがなくてもZwiftを楽しむ方法

スマートトレーナーやパワーメーターが必要とされているZwiftですが、実はそれらがなくてもプレイできます。今回は、最安1万円以下の追加購入でZwiftを楽しむ方法をまとめました。

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必要なもの

Zwiftを楽しむためには、スマートトレーナーやパワーメーターが必要とされていますが、実はそれらがなくてもZwiftはできます。

必要なものは、

  1. ローラー台(固定ローラー/3本ローラー台)
  2. スピードセンサー
  3. ケイデンスセンサー
  4. スマホ/タブレット

の4つです。スマホは今は誰でも持っていますね。

残りの機材も、新品で揃えれても1万円くらい、中古をうまく使えば7,000円ほどで揃えることができます。なお、Zwiftはスピードの計測さえ出来ればプレイ可能なので、ケイデンスセンサーはなしでもOKです。

Zwiftでの設定

今回の構成でZwiftをプレイするための設定は、

  1. スマホやタブレットと、スピード/ケイデンスセンサーをペアする
  2. Zwiftでデータソースをスピード/ケイデンスセンサーにする
  3. ローラー台の選択で、一番下の「その他」にする
  4. ライドする

これだけです。

実はZwift側でもパワーメーターがない場合の使用を想定してあるので、難しい設定はありません。

スマートトレーナー/パワーメーターなしZwiftのメリット・デメリット

メリット

メリットはやはり低価格という点でしょう。

Zwiftは月額1,650円の課金サービスなので、プレイするだけでお金がかかります。さらにスマートトレーナーやパワーメーターなどの機材も含めると、10万円近くなってしまうことが多くなります。

室内トレーニングのためだけに、エントリークラスのロードバイクが買えるくらいの出費をするのはどうなの?と思ってしまう方は多いのではないでしょうか?

今回の構成なら、費用は高くても1万円くらいとかなり安く始めることができます。ローラー台はZwiftなしでも楽しめますし、センサーは外で走る際も使えるので無駄がありません。

デメリット

デメリットはやはりZwiftの全てを楽しめるわけではないというあたりでしょうか。

パワーはスピードとケイデンスから算出した「仮想パワー」なので正確ではありませんし、自動負荷調整機能がついていないため、勾配が走りに反映されません。

Zwiftの楽しさはバーチャル空間での「実走感」ですが、この実走感の正体はバーチャルワールドのグラフィックだけでなく、コースに合わせてローラー台で負荷(キツさ)が再現される点です。負荷の再現にはスマートトレーナーが必須なため、今回の方法では負荷の再現はできません。

また、パワーが想定なので、他のユーザーよりもパワーが少なく出たり・高く出たりするため、友人と一緒にライドするとパワーに違和感が出てしまうかもしれません。

まずはZwiftを始めてみたいという方にオススメ

Zwiftに興味があるけど、スマートトレーナーを買うのは躊躇してしまっている方は、今回の方法でとりあえずZwiftを試してみて、ハマったら本格的なスマートトレーナーの購入を検討するというのが良いでしょう。

センサー系は外を走る時にも使えますし、ローラー台は最悪オークションやフリマで売ってしまっても良いので、万が一Zwiftをやらなくなったとしても、被害が最小限で済みます。