ローラー台トレーニングの心強い味方・工業扇

ローラー台トレーニングの天敵といえば暑さと汗。そんな不快な暑さ・汗を軽減してくれる、ローラー台トレーニングの心強い味方が工業扇です。

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工業扇ってなに?

建築現場や工場などで使われている大型の扇風機のことを工業用扇風機(工業扇)と言います。使用方法は様々ですが、単純に現場の換気にも使われますし、塗装した際に乾燥を促すためにも使われます。

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ナカトミ 45cm 工場扇 スタンド型

工業扇は、普通の人はあまり見かけないかもしれませんが、ホームセンターなどに行くと夏シーズンになると展示してあるので、実物を見てみたい方はホームセンターをチェックしてみてください。

普通の扇風機とどこが違うの?

一般の扇風機は6畳くらいの部屋で、風を浴びる人間が近くにいる前提で設計されているので、風量や風が行き渡る距離が小さくなります。

一方で、工業扇は工事現場などの広い空間に風が行き渡るように設計されています。そのため、大型のファンで足がついていることが多く、強力な風を高いところから送ることができます。

ローラー台トレーニングをする場合、

  1. バイクの上にいる -> 高さが欲しい
  2. バイクから離れたところに置く -> 風量が欲しい

ということになりますが、工業扇はこれらの要望を叶えてくれます。

普通の扇風機でも問題ないのでは?

もちろん、普通の扇風機でもローラー台トレーニングの冷却用として問題なく使えます。ただ、30分、1時間といった比較的長い時間ローラー台をやると、滝のように汗をかくことが多いので、風量が欲しくなります。

ローラー台トレーニング中は、ロードバイクの上にいて高さがあるのと、前輪がある関係で前に近づける限界があるので、強い風量や高さ調整ができる工業扇が便利なのです。

工業扇は高いんじゃないの?

製品にもよりますが、5〜6千円くらいで購入できるので、そこまで高いアイテムではありません。一般的な扇風機でも3千円くらいはするので、もう2千円でローラー台環境が快適になるのであれば、積極的に取り入れたいアイテムでしょう。

ただし、工業扇ではなく「工業用サーキュレーター」になるとかなりのお値段がします。

工業扇のデメリットは?

メリットばかりの工業扇のように思えますが、デメリットも当然あります。

まずはサイズ。製品にもよりますが、ファンサイズが40cm以上の製品が多いので、かなりのサイズになります。部屋の中でも圧倒的な存在感で、ローラー台トレーニングの部屋が狭いと、余計に狭く感じてしまいます。

また普通の扇風機に比べると工業扇はファンノイズが大きくなります。パワーをあげるとどうしても大きいファンは風切り音がしてしまうので、これは仕方ない部分でもあります。

サーキュレータも意外と使える

工業扇はちょっと・・・という方は、大型ファンのサーキュレータもオススメです。サーキュレータは風を押し出す仕組みなので、ある程度遠くにおいてもしっかりとローラー台の上まで風を届けてくれます。

ちなみに筆者は、無印良品の静音大型サーキュレータを使ってトレーニングしています。設置面積が小さく、低騒音タイプなので、ノイズが少ないのも良いところです。

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無印良品 サーキュレーター AT-CF26R-W