ローラー台トレーニングの時に最適な服装は?
更新日:2022-02-10公開日:2022-01-05
ローラー台トレーニングをしてみると意外と悩むのが服装。今回は、ローラー台トレーニン時に最適な服装や、服装を選ぶ際のポイントをまとめました。
汗をかきすぎないウェアを選ぼう
人間の身体と汗(水分)は密接な関係があります。汗は体温を下げるために重要なものですが、かきすぎるとパフォーマンスの低下を招きます。
試合やトレーニング等、運動中は主に発汗で身体の水分が失われますが、これによる体重の減少率が体重の2%(例:体重が60kgの場合、1.2kg)を超えると、集中力の低下、スキルレベルの低下、心拍数や体温の過度な上昇等が起こります。 パフォーマンスに差を生み出す水分補給作戦 | JAPAN SPORT COUNCIL
パフォーマンスの低下を防ぐためには、なるべく汗をかかないようにしっかりと体を冷却できるウェア選びが大事です。
その意味では、室内のトレーニングでも屋外の時と同じようにサイクルジャージを着るのがベストです。サイクルジャージは体の熱を逃すために通気性が良いものが多いため、しっかりと体を冷やしてくれます。
サイクルジャージを使わない場合は、なるべく通気性がよく、全身をカバーできるウェアを選びましょう。室内で寒いからと言って、ヒートテックなどのあたため系インナーで走ると、後々暑くなってしまうので注意しましょう。
夏場のウェアは半袖一枚でOK
夏場のローラー台トレーニングは、風を浴びない分、外よりも暑いため半袖一択です。
ただし、夏梅は汗を大量にかくので、半袖だと汗を吸収してくれる部分が少なく、ウェアが汗だらけになって不快になります。
長時間トレーニングする場合は、ローラー台の上で着替えができるように、替えのウェアを近くに用意しておくと良いでしょう。
冬場のウェアは長袖?半袖?
夏場のローラー台トレーニングは迷うことなく半袖ですが、悩むのが冬場です。
冬場は室内でも寒いため、半袖ウェアだと寒くて凍えてしまいますが、走り出すと長袖では暑くなってしまいます。
ベースを半袖ウェアにして、最初だけ長袖を羽織るのがベストでしょう。長袖のサイクルジャージや普通のジャージ、パーカーなどの長袖を上から着て、ウォームアップが終わってある程度身体が温まったら、上着を脱げば寒さ対策をしつつ、トレーニング中も快適になります。
冬場は汗冷えを引き起こしやすいので、トレーニングが終わったらすぐに上着を着ることで、汗冷え対策もできます。
汗を上手に吸収する工夫をしよう
ローラー台トレーニングで汗がぽたぽたと落ちると、バイクのフレームやホイール、バーテープなどについて衛生的でないだけでなく、パーツを劣化させる原因にもなります。バイクを大事にする意味でも、しっかりと汗を吸収するようにしましょう。
汗をウェアで対策するのであれば、肌がなるべく出ないようなウェア選びをしましょう。手や足に肌が露出する部分を無くすほか、顔まわりはヘアバンドをつけるのも有効です。ただし、ウェアをしっかり選ばないと、汗をかきすぎてしまうのでバランスが大事です。
もしウェアで汗を吸収しないのであれば、バイクに汗パッドやタオルを取り付けるなどでして、