Zwiftでステアリング(ハンドル操作)を有効にする方法

Zwiftワールドでライドをする場合、曲がったりコースを変えたりするのは自動で行われますが、実はコース内を自由に動けるステアリング機能があります。今回は、Zwiftでステアリングする方法をご紹介。

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Zwiftでステアリングができるメリット

実走感が高くなる

実走とローラー台トレーニングの大きな違いの一つがステアリングです。ローラー台トレーニングは基本的にローラー台の上でペダリングするだけのトレーニングなので、コーナリングなどのハンドル捌きを練習することはできません。

ところが、Zwiftのステアリング機能を使うと、仮想ワールド内でアバターが左右に移動するので、コーナーリングやレースでの位置取りなどを仮想的に楽しむことができます。

実際にどのような動きになるのかは、下記のレビュー動画で確認できます。

レースなどで優位に立てる

Zwiftのユーザーでステアリングを使うユーザーはあまりおらず、基本的にはアプリが自動でどこを走るかを決定します。そのため、他のユーザーの間を抜けたり、なるべく短距離になるようにルーティングをすることはできません。

レースでは集団の中での位置取りや最短ルートを走ることが一つの必勝策なので、Zwiftレースで他のユーザーよりも良い位置を取るために、ステアリングを使うのは有効な手です。

Zwiftでステアリングを使って最短ルートを走行するようにすると、自動ステアリングにしている時と比較して走行距離も短く表示されます。

距離が短いと言うことはそれだけ他のユーザーよりも優位に立てると言うことでもあります。

Zwiftでステアリングを有効にする方法

対応したステアリングユニットを購入する

Zwiftでステアリングをするには、Zwiftに対応したステアリングユニットが必須です。

ステアリングユニットは、フロントホイールを乗せて使うELITEのSTERZO SMARTやステアリングと昇降機能の両方を搭載したELITEのRIZER、もしくはWahooのスピンバイクKICKR BIKEなどに搭載されています。

スマートトレーナーや固定ローラーで使うなら、ELITEのSTERZO SMART一択でしょう。価格も1万円ほどと手頃ですし、ELITE STERZO SMARTはZwift公認ステアリングユニットです。

ELITE RIZERは昇降機能付きということもあってお値段が一気に10万円ほどまで跳ね上がるので、簡単には手が出せないかもしれません。

なお、後輪が固定されていない3本ローラーではステアリングは使えないので注意しましょう。

ステアリングユニットをデバイスとペアリングする

ステアリングユニットは、BluetoothでスマホなどのZwiftを起動するデバイスとペアリングします。Zwiftの機器接続画面に「ハンドルアイコン」があるので、そちらをタップしてペアリングしましょう。

ペアリングがされると、Zwiftのライド画面の走行データブロックの下の方に「(ハンドルアイコン) ON」が表示されます。

Zwiftでステアリングを使う際の注意点

集団から自動で抜け出せなくなる

ステアリングがオンになっていると、自分で自由にルートを決められる反面、ステアリングなしの時と違ってアプリが自動で他のユーザーを避けてくれません。ここはリアルと同じようになっています。

ですので、ユーザーに囲まれてしまうと集団の外に出ることができなくなる(実走と同じ)ので、注意しましょう。

ステアリングは全てのワールド・コースで使える

かつては、WatopiaのシングルトラックルートであるRepack Ridgeのみで、ハンドルに取り付けたデバイスのコンパニオンアプリの加速度センサーを使ったステアリングが可能でしたが、ELITE STERZO SMARTを使う場合は、Zwift内の全てのワールド・コースでステアリングが可能です。