ローラー台トレーニングと実走との棲み分けはどうするのが良い?

ローラー台トレーニングと実走の両方を楽しむ場合、どのように棲み分けをするのが良いでしょうか?今回は、よりローラー台を楽しむための実走との組み合わせをまとめました。

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まずはどちらを主体にするかを決めよう

ほとんどの人は実走がメインでローラー台トレーニングはあくまでトレーニングの一環ということが多いかもしれませんが、中にはZwiftなどのバーチャルサイクリングがメインという方もいるかもしれません。

ローラー台でのライドと、実際に道路を走るライドは、似ているようで実は結構違うものです。そのため、どちらが主体かによって、トレーニングの組み方が変わることを理解し、どちらが主体なのかを決めましょう。

実走が主体の場合のローラー台トレーニング

実走する日にちから逆算してローラー台トレーニングを組もう

実走がメインの場合は、週末のサイクリングやレースなど、実走をする日がある程度決まっていることがほとんどでしょう。ですので、実走の日にちをベースに、そこから逆算してローラー台トレーニングを組みます。

実走の日に体力が回復するようにトレーニングを組むのが基本です。例えば、土日両方に実走が入るのであれば、実走前の金曜日と実走後の月曜日は休息日に当てて、火曜日から木曜日でトレーニングを組みます。

逆に、日々の通勤などで毎日軽いライドがある場合は、平日は短時間・低負荷のトレーニングでライド距離を伸ばして、土日にやや長めのトレーニングを組むと良いでしょう。

雨の日などの実走の代わりにしよう

実走をする場合は、どうしても天気や気温でライドに出られるかが左右されてしまいます。もし、天候の影響で実走ができない場合は、ローラー台を代わりのライドとして使うのは有用な手段です。

実走ではロングライドができてもローラー台だと飽きてしまうという人は、Zwiftなどのバーチャルサイクリングを取り入れて、気分を実走に近くしてみると良いでしょう。

それでも、ただ走るだけでもいろんな楽しみがある実走と違って、バーチャルサイクリングでは数時間が限界という方もいるでしょうから、そうした場合は1時間を朝・昼・夜の3回などに分けて行って、なるべく実走に近い距離を走るようにしましょう。

ローラー台トレーニングがメインの場合

なるべく毎日乗るようにしよう

Zwiftなどのバーチャルサイクリングやメインの場合や、ローラー台でダイエットをしているという場合は、ローラー台でのライドがメインになるでしょう。

そうした場合は、実走のスケジュールに合わせる必要がないので、なるべく毎日ローラー台に乗るようにして、「ローラー台のライドが習慣」になるようにしましょう。

習慣になってしまえば、日々のローラー台トレーニングの内容を少しずつアップグレードすることで、どんどん強くなっていくことができます。

Zwiftレースやイベントなどで刺激を加えよう

日々ローラー台に乗っているとどうしても飽きがきてしまいます。特に、ただスピードやパワーを眺めながらのトレーニングは、ストイックな人でも精神的にキツいところがあります。

そうしたローラー台トレーニングの飽き対策に効果的なのがZwiftなどのバーチャルサイクリングのレースやライドイベント。

誰かと一緒に走る、誰かと競うというだけでもモチベーションになりますし、レースともなれば揺さぶりなどで一定のペースで走ることがないので飽きが来ません。

バーチャルサイクリングのレースであれば、どんな天候でも24時間365日いつでも参加ができるので、土日に合わせずに好きな時、好きなレースやイベントに参加して、そこをベースにその他の日のトレーニングを決めると良いでしょう。


ローラー台トレーニングと実走との棲み分けについてみてきました。どちらが主体かによって意外とトレーニング方法などが違うことがわかりますね。

最近ではバーチャルサイクリングでのレースやイベントも頻繁に行われているので、そうしたイベントをうまく活用して、実走とローラー台のバランスや、どちらをメインに楽しむか、色々とチャレンジしてみて自分なりのスタイルを探してみてください。