Zwiftから公式スマートトレーナー「Zwift Hub」が登場

バーチャルサイクリングアプリのZwiftから、公式スマートトレーナーとして「Zwift Hub」が発表されました。リア固定のダイレクトドライブ式のローラー台で、価格は499ドルからと格安です。

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Zwift Hubのスペック

まずはZwift Hubのスペックを見てみましょう。

  • サイズ: 49.7 x 61.2 x 46.1cm
  • パワー精度:±2.5%
  • 最大パワー: 1,800W
  • 最大再現勾配: 16%
  • センサー: パワー、スピード、ケイデンス

Zwift Hub

スペック的にはミドルグレードクラスのスマートトレーナーと言ったところ。ただ、ホビーユーザーには十分なスペックと言えます。

なお、見た目的にはXPLOVA NOZA Sにかなり似たデザインになっています。

Zwift Hubの特徴は?

Zwift Hubの目玉ポイントは、

  1. 499ドルという安さ
  2. Zwift公式スマートトレーナー

という2点でしょう。

逆に、スマートトレーナーの性能や機能としてみた場合は、特別な目立った特徴はありません。

スペック的にも可もなく不可もない、バランスの取れたスペックですし、最新のスマートトレーナーで導入が進んでいる、左右の振動吸収機能なども無いようです。

逆に期待したいところは、静粛性能でしょうか。実売499ドルのスマートトレーナーで10万円オーバーの上位モデルと同等の静粛性があるとしたら、狭い住宅事情がある日本では爆発的に売れるローラー台になるでしょう。

Zwift Hubの日本での発売はある?

Zwift Hubは2022年9月に発表されたばかりで、日本はおろか、Zwift本社のあるアメリカでの発売スケジュールについても未発表です。

価格が499ドルと激安なだけに注目度が高いスマートトレーナーですが、最近のドル円レートを考慮すると、日本で発売されるとしても8万円近くする可能性があることと、価格以外に特別目立った特徴もないことから考えると、現状ではZwift Hubの日本発売を待つよりも国内発売済みのスマートトレーナーを買った方が良いでしょう。

ただし、Zwiftが本気を出して、日本国内でもZwift Hubを49,800円くらいで発売してくれたら、バーチャルサイクリング業界的には革命的な出来事になりそうです。