Zwiftのための液晶モニタ・ディスプレイ選び

Zwiftをより快適にプレイしたいのであれば、液晶モニター・ディスプレイに投資するのがベスト。今回は、Zwift用のモニターの選び方、選ぶ際の注意ポイントをまとめました。

編集ノート:ROOM ROADERSでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

Zwiftのための液晶モニタ・ディスプレイ選び thumbnail

まずはZwiftプレイ環境を考えよう

Zwiftをプレイするには、スマートトレーナーなどのローラー台かエアロバイクが必須です。ローラー台やエアロバイクは、液晶モニターやテレビよりも設置スペースに限りがあるので、「どこの部屋で、どのようなレイアウトで、Zwiftをするか」というのが、画面選びにも大きく影響します。

リビングでZwiftをプレイするのであれば、すでに設置されている液晶テレビの前にローラー台を設置するのがポピュラーです。

ベッドルームなどの自室でZwiftをプレイする場合は、スペースやレイアウト的に部屋のデスクやサイドテーブル・モニタースタンドに置いた液晶モニターやノートPCのディスプレイを使うことになるかもしれません。

日本の住宅環境は海外ほど広くないことが多いため、「Zwiftプレイ用のレイアウト」から逆算してモニターの大きさを決めることが多くなるでしょう。

最適なモニターの大きさを考えよう

Zwiftのプレイ環境がある程度決まったら、次にモニターの画面サイズを決めましょう。

モニターの大きさ・サイズを決める際のポイントはいくつかあります。

バイクから画面までの距離を考えよう

まず最初に考えたいのがバイクと画面の距離。これによってバイクからのZwiftプレイ画面の見え方が変わってきます。

サイドテーブルなどのモニタースタンドをバイクの前に置いてディスプレイを設置するのであれば、概ね「ハンドルの内側 = ディスプレイの幅」となる23インチサイズがベストです。ハンドルの前に設置すれば「目の前にZwiftワールドが広がっている感覚」でプレイが可能です。

一方で、バイクよりもかなり前に画面を設置するのであれば、40インチを超えるような大画面テレビがベスト。没入感は目の前に置く方法のがありますが、自然な視線でプレイ画面を見られるのが最大のメリットでしょう。

もしデバイスや環境がある方は、プロジェクターで100インチを超えるような大画面でプレイすると、臨場感が段違いに上がります。ただ、部屋を暗くしたり、プロジェクターを投影するスペースが必要だったりと、液晶モニタやテレビよりも画面にコストがかかるのがネックです。

解像度はフルHD(1920 x 1080 px)あればOK

画面サイズが決まったら、次は画面の解像度を決めましょう。

Zwiftはアプリ側で描画解像度を設定できますが、画面の精細さが重要になるアプリではないので、基本的にはフルHD画質があればプレイするの十分なスペックです。

もし、Zwiftプレイ用のディスプレイやテレビに投資をするのであれば、解像度よりもサイズを大きくした方が「臨場感や没入感がアップする」というメリットを享受できます。

脅威的な没入感!Zwiftはウルトラワイドモニターでもプレイ可能

ここ数年でPCゲーム界隈で人気が出ているのが、21:9などのウルトラワイドディスプレイ。Zwiftはウルトラワイドディスプレイでも問題なくプレイが可能です。しかも、プレイ画面が左右に視界が広がることで、圧倒的な没入感を得ることが出来ます。

実際のプレイ画面は、Zwiftの公式フォーラムに投稿されたユーザー画像でチェックできます。

Zwift looks amazing on 3840x1080 |Zwift Forums

Zwiftはレースゲームなどに近い画面になるので、ワイド画面が最適なのは当然かもしれません。

モニターのサイズ以外にも重要なポイント

高さ調整を考慮しよう

Zwift用の画面を選ぶ際に意外と重要なのがディスプレイの高さ。バイクに乗った状態で自然に視界に入る高さに調整できるかが、快適なZwiftプレイに影響します。

サイドテーブルにノートPCや液晶ディスプレイを設置するなら、テーブルに高さ調整機能があるかどうか、リビングの液晶テレビを使うのであれば、設置している高さがバイクから見やすいかどうかをチェックしましょう。

特に液晶テレビの場合は、リビング用のテレビ台に設置している場合は、画面が低すぎて常に首を下げた状態でプレイし続ける必要があるため、首や肩への負担が増えてしまうこともあります。

同様に、ハンドルバーやステムなどにスマホやタブレットを取り付けてZwiftをプレイする場合は、画面を確認するために下を見続ける必要がある点に注意しましょう。

大きすぎないように注意しよう

Zwiftのプレイ画面は大きいほど没入感が高まるため、より楽しさがアップしますが、大きすぎは禁物です。

というのも、Zwiftのプレイ画面のうち、重要な情報は「両端」に表示されるからです。

ライド中、特にレースの時などは、ライバルのパワー数値などはよくチェックするので、自分の視野よりも大きいモニターを選んでしまうと、チェックするのに首を振ることになって、不快感が増します。

「パッと情報を確認できる」範囲内で「最大限に大きいサイズ」のモニターを選ぶのが上手な選び方のポイントです。

Zwiftにオススメな液晶モニタ・ディスプレイ

最後に、Zwiftをプレイするのにオススメな液晶モニタ・ディスプレイをいくつかご紹介します。

Dell 23インチ ディスプレイ モニター U2312HM

定番の23インチクラスで、実売で1.3万円ほどで購入できる格安ディスプレイ。ポートにHDMIがありませんが、DVIがあるので変換アダプタ・ケーブルを使えば問題なくHDMIでも使うことが出来ます。

thumbnail

Dell ディスプレイ モニター U2312HM

HP 27インチ ディスプレイ M27f FHD

もうちょっとサイズが大きいのが欲しいという方は、HPの27インチディスプレイがオススメ。解像度はフルHDと27インチにしては小さいですが、Zwiftをプレイするだけなら気になりません。何よりも、27インチクラスで新品で2万円未満、セールなどなら1.5万ほどで購入できるコスパの高さが◎。