ローラー台トレーニングにパワーメーターは必要?
更新日:2023-01-25公開日:2021-09-17
パワーメーターを使ったローラー台トレーニングがメジャーですが、高価ですぐに手が出るアイテムではありません。今回は、パワーメーターはローラー台トレーニングに必須なのかを検証しました。
- ローラー台でどんなトレーニングをしたいのかを考えよう
- パワーメーターをローラー台トレーニングで導入するシーン
- 厳密でないなら、スピードセンサーで代用も
- パワーメーターはあれば良いが、無くても代替手段がある
ローラー台でどんなトレーニングをしたいのかを考えよう
ローラー台でのトレーニングにパワーメーターが必要かどうかは、どんなトレーニングをしたいかで決まります。
とりあえず室内で走るだけというであれば必要ありませんし、パワーを重視したトレーニングをするのでればパワーメーターがあったほうが圧倒的に便利ですし、モチベーションアップにもつながります。
パワーメーターをローラー台トレーニングで導入するシーン
より正確なパワートレーニングをする場合
パワーメーターの主な目的は、スピードやケイデンスだけでは計測できない、ライダーの走行能力を数値化することです。
パワー値を使った指標でよく使われるのは「FTP(Functional Threshold Power)」や「PWR(Power Weight Ratio)」などがありますが、これらの数値を高めるためのトレーニングを、より厳密に行いたいならパワーメーターは必須です。
パワーを正確に計測することで、そのトレーニングがしっかりと効果があるのかを検証できるため、効率的なトレーニングができるようになります。
パワーメーターにはペダル式やクランク式がありますが、ローラー台用のロードバイクを用意するなら交換可能なペダル式が、3本ローラーなどで普段乗りのロードバイクでトレーニングをするならクランク式がオススメです。
Zwiftなどのバーチャルサイクリングでトレーニングをする場合
ここ数年で急激に浸透してきたバーチャルサイクリングアプリでは、仮想空間でのライドの指標としてパワーメーターの使用を推奨していることがほとんどです。
Zwiftや一部のアプリはスピードセンサーでも代用ができますが、パワーが低く出たり、高く出たりと正確性に欠けるため、Zwiftなどバーチャルサイクリングで本格的なトレーニングやレースをするには不向きです。
特に、レースやグループライドに参加する場合は、パワーが高すぎるとズルになりますし、低すぎるとハンディキャップを負うことになって楽しくありません。そういう使い方をするのであれば、パワーメーターを買った方が良いでしょう。
逆に、ソロライドでバーチャルサイクリングを楽しむだけなら、スピード + ケイデンスセンサーでも問題ありません。
厳密でないなら、スピードセンサーで代用も
パワー計測というと、パワーメーターが必須なように考えてしまいますが、実は、Zwiftにはスピードから仮想パワーを算出する「zパワー」がありますし、Tacx Training Appもスピードセンサーから仮想パワーを算出してくれます。
パワーメーターは数万円しますが、スピードセンサーだけなら2,000円ほどで手に入るので、初心者の方でも手が出やすいでしょう。
トレーニングアプリでスピードセンサーから算出するパワーは、あくまで「仮想パワ」になるので正確ではない(実測値よりも、大きかったり、小さかったりする)のがデメリット。ただし、同じアプリ内では計測される値は同じなので、負荷を調整する目的だけなら十分に使えます。
パワーメーターはあれば良いが、無くても代替手段がある
パワーメーターのメリットは正確なパワーの計測ですが、そこに拘らないのであれば、ローラー台トレーニングでは代替手段がたくさんあります。
特に、ローラー台トレーニングの目的が、日々の運動不足解消や、長距離を走るための練習、雨天時の室内トレーニング程度なのであれば、スピードメーターとスマホくらいで十分です。
もちろん、より質の高いトレーニングをしたいのであれば、パワーメーターがあった方が良いですし、パワーというわかりやすい指標を元にトレーニングをすることで、成長を実感できて思ってる以上にモチベーションアップにもつながります。
この辺りは、ローラー台トレーニングをどれくらいの頻度で行うのか、どんなトレーニングを行うのかによって異なるので、自分のやりたいこととお財布に相談して選ぶようにしましょう。