Zwiftのプレイを快適にするローラー台環境の作り方

ちょっとした工夫から、圧倒的にZwiftを楽しくするものまで、Zwiftのプレイを快適にするローラー台環境の作り方をまとめました。

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かつてローラー台トレーニングを快適にするアイテム8選をご紹介しましたが、今回はZwiftに特化したアイテムをご紹介します。

身体をしっかり冷やそう

Zwiftでトレーニング・レースをする時は、適度に身体を冷やすことでパフォーマンスを高めることができます。

どこまで冷やすかは個人差がありますが、汗をかいて脱水がすすむとパフォーマンスが低下すると言われるため、「汗がポタポタ垂れない程度に冷やす」というのを一つの目安にしましょう。

試合やトレーニング等、運動中は主に発汗で身体の水分が失われますが、これによる体重の減少率が体重の2%(例:体重が60kgの場合、1.2kg)を超えると、集中力の低下、スキルレベルの低下、心拍数や体温の過度な上昇等が起こります。

パフォーマンスに差を生み出す水分補給作戦

身体を冷やす方法としては、

  1. サイクルジャージを着る
  2. 扇風機・サーキュレーターを複数用意する
  3. エアコンをつける
  4. 冷えたドリンクで水分補給をする

というのがベストです。ローラー台トレーニングは風を浴びない分、身体に熱を持ちやすくなるので、冬場でも夏用のサイクルジャージを着て、扇風機を浴びながらトレーニングしても良いくらい暑く、汗だくになります。

ローラー台環境というと、風力が大きい工業扇風機が定番です。向かい風を受けているような感じになって、没入感も得られます。

地味に便利なのが、デスクなどに取り付けが出来るクリップ扇風機。大きめサイズのものを選べばしっかりと風がきますし、レイアウトの自由度が上がるのもメリットです。

「工業扇風機は身体全体」に「クリップ扇風機は顔に直接」という組み合わせで使うと、より冷えてくれます。

夏場はしっかりとエアコンで室内を冷やしつつ複数の扇風機で身体をしっかり冷やしましょう。電気代がもったいない気もしますが、エアコンは1時間強めにつけても電気代は30円程度ですから、トレーニングの質を高めたいのであればお金をかけても良いでしょう。

没入感を高めよう

仮想世界を走れるZwiftといえど、ずっと画面を見ているだけではどうしても飽きが来てしまいます。飽きを軽減させるのが仮想世界への没入感です。

没入感を一番高めることができるのが大型画面。液晶テレビや23インチ以上の液晶ディスプレイを使うと、没入感が圧倒的に高くなり、実走に近い感覚を得ることができます。

また、あまり知られていませんが、プレイする端末をスマホやApple TVなどのモバイル系端末でなく、ゲーミングPCにするとグラフィックがより繊細になって世界感が広がり、没入感を高めることができます。

エイドステーション(ドリンク、補給食)を用意しよう

ローラー台トレーニング中は水分やエネルギーを消費します。誰かと競うことが多くなるZwiftでは、思っているよりも消費していることがあるので、こまめに補給をするのがベストです。

ドリンクはドリンクホルダーに入れておくでも良いですが、サイドテーブルをエイドステーションとして、多めのドリンク・補給食をおいておくと、長時間のレースなどで途中で離席することを防ぐことができます。

操作しやすいレイアウトを工夫しよう

Zwiftが他のローラー台トレーニングと違うのは、トレーニング中にアプリの操作をする点。視点の切り替えや、ブーストアイテムの使用など、ずっと何かを操作するわけでは無いですが、操作したいパッと出来ることが大事です。

その意味では、スマホやタブレットでプレイをするならハンドルに取り付けるのがベスト。PCでプレイするなら、サイドテーブルなどを用意して、すぐ手が届く範囲にPCを置くようにしましょう。