Zwiftをプレイできるスマホ・タブレット・PCはどれ?

ZwiftはPCだけでなくスマホ、タブレット、スマートTVなど様々な端末でプレイ可能です。今回は、Zwiftがプレイ可能な端末の動作環境と、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

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Zwiftがプレイできる端末の動作環境は?

Zwiftがプレイできるスマホ・タブレット

Zwiftがスマホ・タブレットに求めるスペック(動作環境)は意外と低く、ここ5、6年に発売されたスマホ・タブレットであれば、ほとんどの製品でプレイ可能です。

デバイス OS その他
Android Android 7以上 メモリ1GB以上
Arm64 SoC
Bluetooth 4.0以上
iPhone SE
iPhone 5S以上
iOS 9以上 Bluetooth 4.0以上
iPad Air以上
iPad Pro以上
iPad mini 2以上
iPod 6以上
iOS 9以上 Bluetooth 4.0以上
Apple TV - 第4世代以降

注意したいのはAndroidだけで、Apple製品の場合は、動作環境一覧に記載されている対応モデル以上であれば使えます。

今はほとんどの人がスマホを持っているので、とりあえずZwiftを初めてみたいという方は、まずはスマホでプレイするのが手っ取り早く動作環境を揃える近道です。

ただし、スマホが画面が小さいので、仮想空間への没入感が少ないのがデメリット。よりZwiftを楽しめるのは、やはり大画面タブレットかPCを使う方法です。

ZwiftがプレイできるPC・Mac

ほとんどの端末でプレイが可能なスマホ・タブレットと違って、PC・MacでZwiftをプレイする場合は、PC・MacがZwiftの求めるスペックを満たしているかを確認する必要があります。

最小スペック 最適スペック
OS Microsoft® Windows 7 64bit以上またはmacOS® 10.11 最新版のMicrosoft® Windows 64bitまたはmacOS®
CPU Intel® Core™ i3またはAMD Athlon™ Intel® Core™ i7またはAMD Ryzen™
RAM 8GB 8GB
GPU 1GB専用GPUまたは内蔵Intel® HD 4000またはAMD R5 2GB Radeon™ R9 290シリーズまたはNVIDIA® GeForce™ GTX 970
ストレージ 4GBの空き容量 4GBの空き容量
Bluetooth バージョン4.0以上 バージョン4.0以上

Zwiftの最小動作環境はそこまでスペックが高くないため、OSやストレージ、Bluetoothのスペックは、ここ10年くらいのマシンであればほとんど問題ありません。

ただし、「最小スペック」でも、5万円未満のPCの場合、Celeronや4GBメモリということが多いので、プレイできない、もしくはプレイできても動きがカクカクしてしまう可能性があります。Macであれば、ここ数年のモデルであれば問題なくプレイできます。

また、「最適スペック」となると、ほぼゲーミングPCに近いスペックになってくるので、新品なら10万円クラスのデスクトップPCが必要となります。

Zwiftは高性能なGPUを搭載したPC・Macでプレイするとグラフィックが非常にキレイになって没入感も高くなるため、拘りのあるZwiftユーザーは、ゲーミングPCを組んでZwiftをプレイしています。

Zwiftを快適にプレイできるのはどっち?

スマホ・タブレットでZwiftをするメリット・デメリット

ライトなユーザーの多くがZwiftのプレイで使っているのはスマホ・タブレット。

スマホ・タブレットを使うメリットは、

  1. ハンドルに取り付けるだけでプレイ可能
  2. 消費電力が少ない
  3. 他にデバイスを用意しなくても良い
  4. 対応スマホならANT+が使える

というところ。やはり手軽に動作環境を揃えることが出来る点と、センサー系以外に追加のコストがかからないのがメリットです。

一方でデメリットもあります。

  1. グラフィックが荒い
  2. 画面が小さい
  3. アイテムの利用など操作はやりづらい

手軽さとトレードオフとなる画面サイズと処理能力がデメリット。Zwiftは画面が大きいほど没入感が高まるので、よりZwiftワールドにハマりたいならPCの方が向いています。

PC・MacでZwiftをするメリット・デメリット

続いて、PC・Macを見てみましょう。まずはメリットから。

  1. グラフィックが綺麗
  2. 画面が大きい
  3. キーボードのショートカットが使える

やはり高い没入感を得ることが出来る「画面サイズ」と「グラフィックの精度」が一番のメリット。特にグラフィックは、スマホとPCは全く別物のアプリと言っても良いくらい違うので、一度PC・Mac版になれると、スマホ版には戻れません。

一方でデメリットは、

  1. 消費電力が大きい
  2. PC用の設置スペースが必要
  3. ANT+を使うにはドングルが必要

主にコスト面がデメリットに出てきます。PC・Macの場合は、スマホ・タブレットのようにハンドルに取り付けるのは難しいため、設置スペースというのもデメリットになります。

ZwiftをゲーミングPCでプレイするならどんなスペックが良い?

Zwiftを高解像度でプレイするなら、外部グラフィックボード(dGPU)を搭載したゲーミングPCが最適です。

実際にdGPU搭載マシンで動作最低るZwiftプレイ動画を見てみると、その臨場感の高さにゲーミングPCでプレイしたくなること間違いなしです。

デスクトップ・ゲーミングPCならGeForce GTX 1650 SUPER相当を用意しよう

Zwiftの公式スペック上のdGPUの最適スペックは「2GB Radeon™ R9 290シリーズまたはNVIDIA® GeForce™ GTX 970」とあまり高くなく、現行のグラフィックボードだと「GeForce GTX 1650 SUPER」と同等。新品なら3万円、中古で同等スペックのdGPU単体なら2万円未満で入手可能です。

先程のグラフィック比較動画で見る限り、GeForce GT 1030という超エントリー向けdGPUでも問題なく、比較的高画質で描画ができているので、デスクトップゲーミングPCなら追加投資なし、もしくは旧世代のゲーミングPCでも1万円程度の追加投資でZwiftを高画質プレイが可能です。

また、デスクトップ向けのdGPUは、GTX 970クラスの処理能力のアイテムは中古市場に比較的溢れているので、入手もしやすいのでオススメです。

ゲーミング・ノートPCならMAX-Q世代をチョイスしよう

ゲーミングノートPCでプレイするとなると、Zwiftの比較的グラフィックの要求スペックが高めですが、GT 1030レベルの性能を持ったゲーミング・ノートPCはたくさんあるので、ここ数年で発売されたゲーミングノート・PCなら問題ないでしょう。

もしグラフィックと動作に拘るのであれば、ここ数年で充実してきた「MAX-Qシリーズ・dGPU搭載」のゲーミングノートPCなら、デスクトップ版GeForce GTX 1650 SUPERと同等スペックのモデルがたくさんあるので、選ぶ際は「MAX-Q」をキーワードにすると良いでしょう。