バーチャルサイクリングアプリで実走感を高める方法
更新日:2023-01-25公開日:2021-10-18
室内にいながら、仮想空間を走ることで実走感を得ることができるバーチャルサイクリング。バーチャルサイクリングでさらに実走感を高める方法をまとめました。
視覚で実走感を出す
液晶テレビなどの大画面を使う
インドアトレーニングを日常的に行っている人の多くが利用しているのが視覚を実走に近くする工夫です。そのためには、視覚を実走に近くするのがベストです。
その意味では、バーチャルサイクリングのプレイ画面を液晶テレビなどの大画面に映し出すのは最適な方法と言えます。
人間が外界から得る情報のほとんどは視覚に頼っていると言われるほどですので、液晶テレビなどの大画面の前でトレーニングをするようにすれば、視界のほとんどがバーチャルサイクリングアプリのプレイ画面になり、脳を騙すことで大きな実走感を得ることができます。
実写を利用したアプリを使う
より実走感を出したいなら、バーチャルサイクリングアプリの選び方も工夫しましょう。RouvyやTacx Training Appのように、実際の走行映像とリンクして行うバーチャルサイクリングアプリなら、より実走感が出ます。
普通ならできないような、UCIワールドツアーの大会コースを走ったり、アルプスなどの簡単には行けないような場所を走ることもできるので、液晶テレビなどの大画面と合わせるとかなり実走感があります。
体感で実走感を出す
風を浴びる
実走では、風速0mだとしても速度を出すほどに風を浴びます。しかし、室内トレーニングとなるバーチャルサイクリングアプリでは、車体は動かないので当然は風を受けることはありません。
風を浴びるというのは意外と実走感には大事で、涼しいという感覚だけでなくゴォーという風切り音も実走感には大事です。
そうした状況を作り出すために、扇風機やサーキュレータなどで風を浴びるようにすると実走感がグッと上がります。サーキュレーターや工業用扇風機などの風力の強いものを選ぶとより実走感が増します。
風を浴びると室内トレーニング時の暑さ・汗対策にもなるので一石二鳥です。
自動負荷調整機能付きトレーナーを使う
実走ではちょっとした勾配で負荷に変化があるのが普通ですが、ローラー台は基本的には負荷が一定になってしまします。これがローラー台トレーニングを単調で退屈なものにしてしまう最大の要因でもあります。
やや予算がかかる対策になってしまいますが、バーチャルサイクリングアプリ内の勾配に合わせて自動でローラー台の負荷を上下してくれる自動負荷調整機能付きトレーナーを使うとこれまで以上に実走感を得ることができます。
下り坂ではしっかりと空転し、上り坂ではダンシングをしないと踏めないような重さになるため、かなり大きな実走感を得ることができます。