3本ローラーでZwiftをプレイする方法
更新日:2023-01-25公開日:2021-12-07
自然な走行感で、ライディングスキルが向上し、フレームへの負荷も少ないことで人気の3本ローラー。3本ローラーでZwiftをプレイする方法をまとめました。
スマート3本ローラーを使う
3本ローラーは「ライディングスキルの向上」、固定ローラーは「負荷トレーニング」という使い分けが一般的で、負荷データを基にアバターを動作させるZwiftでは固定ローラーを使うのが一般的でした。
スマートトレーナーというと、ダイレクトドライブ式のローラー台の専売特許のように思えますが、実はスマート3本ローラーは意外と種類があり、Zwiftトレーニングも実施可能です。
海外メーカーでは、ELITEのNEROやQUICK MOTIONはスマート3本ローラーです(QUICK MOTIONは別売りのMisuroユニットが必要)。
国内メーカーでは、熱狂的なユーザーが多いGROWTACのGT-Roller Q1.1はオプションユニットを追加することで、自動負荷調整機能を追加するだけでなく、3本ローラーながらも勾配再現にまで対応します。それ以外にも、GT-Roller T1は自動負荷調整をオプションで追加可能です。
スマート3本ローラーであれば、Zwiftをプレイする最低限のデータソースであるパワーを3本ローラーから出力可能です。
パワーメーター搭載バイクを使う
ノンスマートな3本ローラーでZwiftをプレイするのであれば、3本ローラーの上で乗るバイクにパワーメーターを取り付けるのが簡単です。
パワーメーターを搭載すれば、ローラー台が変わってもバイクが同じならZwiftがそのままプレイできますし、外でもパワー計測ができるというメリットがあります。
ただし、パワーメーターは信頼性の高いメーカーのものだと5万円以上することがほとんどで、エントリークラスのスマートトレーナーくらいの値段がします。
外のライドでパワーメーターが必要でなく、Zwiftのプレイを充実させたいのでのであれば、パワーメーターの費用をスマート3本ローラーに使った方が良いでしょう。
Zパワー(スピードセンサー)でプレイする
Zwiftでは、パワー計測機能がなくても、スピードセンサーから仮想パワーを算出してプレイできる「Zパワー」という仕組みがあります。
Zパワーでも問題ないのであれば、スピードセンサーだけバイクに取り付ければ3本ローラーでもZwiftがプレイ可能です。
ただし、Zパワーの場合はレースに参加できないなどの制約もあるため、Zwiftでどのようなトレーニング、サイクリングがしたいのかを予め確認しましょう。
3本ローラーでZwiftをプレイする方法を見てきました。
Zwiftやバーチャルサイクリングというと、どうしてもダイレクトドライブ式のスマートトレーナーというイメージが強いですが、実は3本ローラーでもZwiftはプレイ可能です。
3本ローラーには3本ローラーの良さがあるので、3本ローラーでZwiftをプレイしたいという方は、諦めずに今回紹介した方法をぜひ試してみてください。